不思議な関係
職場内の飲み会で聞いた話。
隣同士に座っている二人。
仮に男性は31歳ぐらい。女性は、25歳。
彼は、もう5年ぐらい働いていてベテラン。昨年の秋ごろ新しく入った女性の方は、少し変わった苗字。まだ、親しい話につながっていかない関係では、踏み込んだことも話せないけど、彼は、
「小学生のときの担任(女性)の名前と同じだ!」と、思っている。
そして、実際職務以外の会話もするようになり、そのことを問うと、担任の先生の娘ということが判明。
第三者は、ここで「へっ~」と思っている。でも、学校の先生というと「ざーます眼鏡」をかけているという偏見を拭い去れないオレ。
さらに話を進めると、彼は、専門学生時代に、その担任の地元の飲食店でバイトしたことがあるらしく、ある日、先生と旦那さんと小学生の娘がふらっと立ち寄り、食べていったとのこと。
25歳になった女性は、その時の特徴ある彼の声を覚えているらしく、職場に来たとき、もしかして「あの人かな」と、感じたと言った。
知らないところで、自分も気づかずに網の目が張ったような関係が、どこかで、こっそりはりめぐされているのかもしれませんね。
その話を聞いたときの衝撃が伝わればいいかな? と思っているがどうでしょう。
縁は異なもの
縁は異なもの