懐かしの80年代

 つくづく、自分は80年代の人間なんだな、と実感する今日この頃。  多感なときと、ぶつかっているので必然ですがね。  それで、つい、思いもかけず「スティング」の曲を口ずさんでいたりする。  (ここ15年ぐらいは、思い出したこともなかったメロディーのはずなのに)  時代はいいもんで、あの曲聴きたいな、と思えばyou tubeで検索できたりする。  ちなみに曲名はThey dance alone  本人のも良かったけど、ジョーン・バエズのこのヴァージョンがぐっときた。  スペイン語であろう、この言語は、ほんと音楽を演奏するのに合っているものだな。

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残すべき音楽(100)卒業

 1985年の曲ですって。  若い頃は、学校が世界のすべてでしたが、いまでは、その世界もほんの一部の経験でしかありません。  その、ほんの一部の経験で、大人の尺度になったりします。  それに、参加する気など毛頭ありませんが。  参加できなかったという方が、正しくフェアであるかもしれません。  (東大を出て、霞が関で働いて・・・もしくは、高学歴があり、クイズ番組に嬉々と出演するお笑いタレントになったり)  しかし、その場(学校)が不愉快なら、自殺も辞さないほど退屈で閉鎖的に感じてしまうこともあるんでしょうね。  それぞれ、頑張って、としか言えませんが。  で、以前は若かったと再認識してしまうほど、良い歌です。  一青窈さんの唄声と節回しが好きなんでしょうね。  最高級のヴァイオリンを聴くような、高揚と辛さと、粘りと、というような印象を持ちます。  しかし、明菜さんや聖子さんは3ヵ月に一遍ぐらいは、大ヒット曲を残しました。作曲家が作ったはずですが、それでも聖子さんや明菜さんの曲という記憶を自分は持っています。  時代は違っているけれど、こんなに魅力のある歌声が、どうもインパクトのある自曲を出し続けないことに、ささやかな不満もあります。作曲家の質の低下なのでしょうか? 答えは分かりません。  で、話は変わって年末ぐらいに終わると思っていた自分のブログもここまで伸びてしまった。  年末は、紅白です。レコード大賞とと…

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残すべき音楽(99)ガラス越しに消えた夏

 まあ、何度も言うようですが、同時代に聴いた音楽が一番です。  で、ぼくは、16、7でいるわけです。  ある酒場にいます。法律的には問題ですが、ぼくが育った町では常識です。  これまた、ある可愛い子の存在があるわけです。その子は、一時期、ぼくと交際するわけでもありますが、直に人のものになります。運命なのか、努力を欠いた結果なのか、それとも何なのか? いまだに、ぼくにも分かりません。痛手を被った人間の、そのBGMとして、こんな曲が流れているわけです。  たくさんの時間が流れながらも、同じような過ちを何度も繰り返す訳です。  何度もするわけですから、一種の確信犯でもあります。結局、ひとりでいて、自分の空想の奴隷でいる存在がぴったりと来るんでしょう。  もとは、顔を黒く塗って、歌うグループでした。その頃は、ブラック・ミュージックの良さは、よく分かりませんでしたが、いまは大好きです。  それにしても、過去の音楽家のことを伝えたいのに、デリケートな問題になるなんて。  才気溢れる、大滝詠一さんのメロディーに鈴木雅之さんのヴォーカル。  やはり歌手と作曲家は、分業である方が良いかもしれません。  そのことは、次回にでも。  あとは、最終回です。  

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残すべき音楽(98)St. Thomas

 サティスファクションを歌わないミック・ジャガーなんて。  ヒット曲があるということは、しがらみが一つ増えることです。声援にこたえることです。  で、ソニー・ロリンズの名曲。青いジャケット。  同時に、マックス・ローチのドラムの最高傑作でもある訳ですが。  ひねくれた人間なんで、トゥーツ・シールマンスとニールス・ぺデルセンのヴァージョン。ハーモニカも優れたジャズのひとつの楽器です。  しかし、この曲は、この楽しげなリズムで、ほぼ完成されているんでしょうね。  ギターのバーニー・ケッセル。  なんか、うまいなぁ、としみじみ感じます。目の前で弾いてくれたら、どんなに幸福だろう。  ライバルというものも必要です。コルトレーンとテナー・サックスの両巨頭でもあります。  その名曲を馬鹿みたいに早く弾く男を見つけました。  ミシェル・カミロの「ジャイアント・ステップス」  なんや、これ! アメージング。  で、コルトレーンと共演していたマッコイ・タイナー。  奥行きがあります。なんか冷蔵庫みたいな表現です。  マックス・ローチの名人芸。既に亡くなってしまった。昨年末には、フレディ・ハバードも世を去ったようです。残念です。そして、ジャズというのが、またしても過去の引出しに入れられ、忘れ去られようとしています。  最後には、またしてもToots Thielemansの「What…

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残すべき音楽(97)We're All Alone

 リアル・タイムではそんなに聴かなかったのに、年月とともに身に沁み入る音楽があります。  Boz Scaggsの曲です。場所はつくばで’85年とのことです。  ぼくも、中学の卒業時と、高校の入学時に行った。博覧会ってなものが開かれていました。そこで、生のとんねるずも見ましたっけ。  まあ、未来は果てしなく美しく輝きそうな予感がありました。で、予感で終わりそうな気配も濃厚ですが。  自分だけではなく、人類全体の話です。  エレクトリック関連のパビリオンがいっぱいあって、CO2削減てな言葉もなかったはずです。時代は変わります。  このおだやかな音楽の魅力について、書く能力がないことにがっかりするんですが、しかし、聴く以外に理解する方法もないってことで誤魔化します。  アンジェラ・アキさんのバージョン。原詩とは違うようですが、豪快な歌唱で聴き入ってしまいます。能力があるんでしょうね。  たまに、芸術家が説教臭くなると我慢できなくなります。  別に、音楽家に生き方を教えてもらいたいとも思っていない。ただ、演奏したり歌ったりしてほしいだけ。  なので、詐欺や犯罪で捕まろうが、音楽だけの愛好家は、なんの判断も迷いがありません。できあがった製品が良ければ、それでいいじゃん。  おれらだって、間違いや失敗をくりかえすだけだしね、人のミスを責めて生活するなんてことには、人生は短いぜ。  作品自体で勝負です。  理屈っぽくな…

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残すべき音楽(96)In Dreams

I close my eyes, then I drift away Into the magic night. I softly say A silent prayerlike dreamers do. Then I fall asleep to dream my dreams of you. In dreams I walk with you. in dreams I talk to you. In dreams youre mine. all of the time were together In dreams, in dreams. But just before the dawn, I awake and find you gone. I cant help it, I cant help it, if I cry. I remember that you said goodbye. Its too bad that all these things, can only happen in my dreams Only in dreams in beautiful dreams.  ポップ・ミュージックの幻想の美しさって、この歌詞だけで良いかも。  夢の中で、君と歩く。  ぼくのこころに、どっかりと腰を下ろすロイ・オービソン。  調べると、D・リンチ監督のブルー・ベルベットで使われていたんだ。思い出した。  このよ…

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残すべき音楽(95)Thank U

 一時期、ジャズしか聴かない時期があった。  それぐらい魅力的な音楽でもあるし、忠誠を求める音楽でもあった。  それでありながらも、このポップスが溢れた地上とのライフラインを保つように一人だけ聴いていました。  アラニス・モリセット。なんか、ぐっと来ます。  そして、流行を追い求めることなんかには、なんの魅力も感じないながらも、ひとりの人を通してまだジャズ以外の音楽にも、接点を見い出せていた。  命の恩人です。  そんな大げさなものでもないが。  しかし、当人については何も知りません。音楽至上主義で、普通のファンが求めるアーティストの生き様やドラッグの可否とか、スキャンダルとか、モラルとかは、まったく興味がありません。  そんな週刊誌的なことには、まったく興味がなく(アラニスさんのことでもない)音楽の爽快感さえあれば、それで良しです。  久々に聴いても、時代の趨勢をこえていたので良かった、良かった。

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残すべき音楽(94)Be My baby

 あと、7曲。  同名異曲が、たくさんあります。  ここは、ロネッツというガール・グループのヴァージョンです。というか、ヴォーカルの夫にもなった、フィル・スペクターの作り上げた最高傑作。  金字塔。  音の壁、といわれた愛と狂気の多重録音。  狭い室内に多数のミュージシャンをぶち込み、そこで小麦粉をこねるように出来あがったのが、スペクター・サウンドです。  ステレオのすかすか(左右に分かれたそれがきれいでもある)の音を異常なまでに、偏執てきなまでに恐れています。  この粘っこいヴォーカル、ロニー・スペクターも魅力もあります。  ビーチ・ボーイズは「ドント・ウォーリー・ベービー」で、ストーンズは「テル・ミー」とか、明らかに影響されています。インスパイアとか良い言葉があったりもします。  いままで、ストーンズを載せる機会がなかったので、ここで。  初期メンバーがいるころが、いちばん好きです。  いま、スコセッシ監督の手によるライブ映画が上映されているそうです。いつか、見に行かないと、な。  この人も、狂気の一人、ブライアン・ウイルソン作るところの「God only knows」  新年に相応しい曲です。  未来なんか、誰も分かりません。 I may not always love you But long as there are stars above you You never…

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残すべき音楽(93)The Eye Of The Hurricane

 ハービー・ハンコックという人の作る曲は、ちょっと時代を変えました。(電化前ですら)    煙草の煙る室内から出て、すがすがしい印象を残します。  ジャズも一時期、日本で人気を獲得しそうな時代がありました。それは、ひとりの女性の力によってです。  大西順子さんという人がいました。現在もいます。  しかし、過去にはけっこうな感じで人気がありました。それらのCDをいまの耳で聴き返しても、素晴らしい質です。本人のどういう気持ちがあったのか分かりませんが、ある日、一線からいなくなってしまいました。  で、それで過去の遺産がもちろん消えるわけでもなく、数年前に復帰した(?)演奏を聴きましたが、かなりなクオリティでした。  なんの比較もいらないですが、ぼくの耳には「アキコ・グレース」という人の音楽の方が、気持ちにぴったりきます。しかし、たくさんの女性ピアニストの前触れのように彼女の存在があります。  ハンコック(映画じゃない)に戻ります。  パット・メセニーが弾く「Cantaloup Island」  曲調がさわやかです。  パット・メセニーの哲学のなさが嫌になるときがありますが、なにも考えずに知人の車のなかでかかっていたりすると、何物にもかえがたくリラックスしたりします。  チャーリー・ヘイドンとのデュオとか素晴らしいものの確かにありますよね。  作曲者に戻ります。  一時期、こうしたファンクに手を染めます。好悪はべ…

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残すべき音楽(92)No Woman No Cry

 ある日、リズムの革命がありました。  それは、ジャマイカから訪れました。  もっと後のラップというのもあり、それも革命の一つですが、なんかゆったりとした気持にはさせてくれません。  で、ボブ・マーリーです。  1979年のライブとのことですが、10歳の男の子は、音楽にはあまり興味がなく、ジャマイカに、こんなに優れていた人がいたなんて、知りません。  しかし、30年も経ったいまは、たまには聴きたくなります。  ボブスレーに挑戦するジャマイカの陸上選手の映画も過去にありました。あれも、面白かったです。  Redemption Songの訳詞付き。  → http://jp.youtube.com/watch?v=xwK35csTezQ  ボノとか、ユッスー・ンドゥール。  歌うために生まれてきた人たち。  スティービー・ワンダーのバージョン。  このこぶしが泣かせます。  で、適当にみつけてしまった映像。  渡辺香津美さんが弾く、「レイトリー」素晴らしいです。 :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::  昨晩は、我が実家に帰り、継父と継母に久々に会う。  ずっと会っていない兄の、これまたずっと会っていないその娘の正月用のお金を置いてきて、うんざりするほど、財布の中身が減ってしまった。  安酒場…

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残すべき音楽(91)Ravel Piano Concerto

 ピアノという楽器をいちばん、きれいに鳴らす人。  ミケランジェリという人でしょう。  なんで知ったかといえば、ビル・エバンスの源流をたどるようにしたのか? でも、もう覚えていません。  一年間の垢のようなものが、取り除かれる印象があります。  なんか、最近ジャズ・クラブに行ってないよな。なぜだろう。まあ、どうしても見たいという人がいないからなのか。それとも、ただ財布の中味の問題なのか?   あらためて、ビル・エバンスの音楽も聴きます。「愚かなりし、我がこころ」  激情みたいなものは、一切ありませんが、それでも、伝えたいものがあれば熱意なんかは届くものです。 :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::  休日一日目。  ① 刺身とホッピー  ② レバ刺しと日本酒  ③ 中華と紹興酒  会話も順調。  てな感じで廻ったつもりですが、それでも「すべらない話」に間に合い、ゆっくり就寝。  残り8日間、話さない恐怖があります。

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残すべき音楽(90)Carnival

 まあ、哲学です。  I will never know  cause you will never show  私が、知りえないのは、  あなたが心のうちを見せないから。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  「わたしのこと、どう思う?」  というメンドクサイあのセリフの誕生です?  言うわけないやんか。  その歌詞が登場するカーディガンズのカーニバル。  POPミュージックって、これぐらいのチープさが良し。そこに哲学も入り込みやすいと。  で、ヴォーカルの人が歌うツェッぺリン。  本物のひとたちが意外と苦手なんですが、やはり、これぐらいのチープさが移ろいやすい音楽としての美しさがあります。  イタリア製のスーツも着こなしたいし、浪人生のような体型にもなり、チープなTシャツも似合う身体にもなりたいし、ってことです。 :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::  9日間誰とも話さない恐怖にまとわりつかれ、一日目に突入です。  まだ、だれとも話していない・・・  

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残すべき音楽(89)One Bass Hit

 地味な性格ゆえか、ベースという楽器が一番、好き。注目を浴びないように、という趣旨がある。  なかでも一番は、ジョージ・タッカーだが、そこまでの映像は残っていない。  で、名手レイ・ブラウン。  うまいし、うなっているし、音も大きいし。  多分、生で観る機会はなかったような。もったいない話です。  おっちょこちょい、ディジー・ガレスピーがビックバンドをやるとこうなります。  インテリを隠すために道化をやるような感じもします。そこら辺が、哀愁大好き日本人に受けが良くないような。    誰かが、笑ってくれる方が愉快だもんね、と考えれば芸術なんか二の次です。でも、優れた音楽だけどね。  ジャンルで音楽を分けることの無意味さを痛感するこのビデオ。  T-bone Wakerとオール・スターのジャズマン達。  黒さというのを音楽の最上級におくならば、ベストです。    同じときですが誰か分からないが、でかい音のベーシスト。  それにしても、ズート・シムズやクラーク・テリーは、素晴らしいぐらいの職人技です。  こうなると、古いスウィングが聴きたくなる。  ライオネル・ハンプトンの「Flying Home」  ここでも傍若無人なベースが支えています。  それに比べると、ドラマーという人たちの何があっても前に出ようという体質に、ちょっとついて行けなくなったり。  今年も、あと1…

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残すべき音楽(88)She Drives Me Crazy

 やっぱり、音楽って良いもんだよな。  こんな映像が残っているなんて。  ファイン・ヤング・カニバルズ。  我が11歳から20歳が80年代なので、もろに80年代の音楽で成長したといっても、間違いではない。  しかし、つまらない音楽が山ほどあった。高性能の掃除機で、全部吸ってしまいたいほど。  後期になって、ぼくをとりこにしました、この声。  個性というのは、なんども言うけど尊いものです。    エルビスのサスピシャス・マインドも、この声で聴けるなんて。  で、つまらないながらのぼくの人生の一部になり、ぼくの成長に寄与してくれたものには、足を向けて寝ることもありません。  そんな音楽をすべての人が見つけられると良いけど。  古いCDを中古屋の安い価格でみつけ、iPodなんかに入れて、ノスタルジックに聴いています。  しかしながらも、過去にしか目を向けなくなったり、そんな言葉しか吐かなくなったら終わりであることも知っています。  お笑いなんかは最新の進行形が、いつも正しいと思っているけど、(かすかについていけるけど)音楽は、情緒と密接に絡んでいるので、やはり思い出深い昔のものに惹かれてしまうんでしょうねぇ。

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残すべき音楽(87)Le Freak

 ザ・ディスコ。  ナイル・ロジャースのこのギターのリズムの覚醒てきなものに、参ります。  単純さの美学があります。  たまに無性に聴きたくなります。  二日酔いの頭には、ギンギン響きます。  のちにプロデューサーになって、ダイアナ・ロスやらの音楽の土台をつくります。やはり、最上のマンネリであるこのリズムです。  こんな日には、静かにテレビを見ているべきか。  オードリーの漫才で大笑いし、サッカーをたっぷり2試合も見た。  まったく、ルーニーって奴は。  韓国人の動きに、ほんと感動した。  昨日の過激な酒飲みの一日は、ただ寝そべってテレビを見るためだけの後遺症が残った。  昼から、赤羽でおっちゃんたちに囲まれ1000円ちょっとでたらふく飲み、かつ食った。40目前の男を前にして「若いお兄ちゃん」は、ないよな?  で、浅草に移動し、生ホッピーを飲み、以前の職場の人たちとともにワインを数本空け、すし屋で日本酒を飲み、しめのラーメン屋で、またビール。  夜中の3時半にみなと別れ、それから、どうしたらよいの?  日の出前には家に着き、男性が必死に女性を口説いているのを横目で冷静に見、あんなことはしない方が良いよな? と、ある日の自分を反省したり。  あと4日の勤務。  ちなみに、曲名は、「I want your love」  ちなみに、知人から、ジョージ・ハリソンのクリスマス・ソング知ってる…

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残すべき音楽(86)Lost Without Your Love

 ブレッド。  別にパンじゃない。パンジャニ8。  音楽が思い出とつながっており、ブレッドを聴くと、MDを耳につっこんで、よく銀座のうらの方に映画をみたかえり、寒い夜道を歩いていることなんかを、情景として思い出す。  そんなとき、このグループほど似合う曲もない気がします。  我が銀座論。  多分、銀座なんかというものがなくても構わない。  有楽町の先が、築地であっても生活に支障がない。  支障がある人もいるので、君臨し続けているんだろうが、パリやシャンゼリゼがなくなったら困るな、と遠い地に思いを馳せる。  やっぱり新橋で、酔っぱらう方がね。  なんか不思議なビデオ。  清らかな気持ちに、音楽自体がさせます。  清らかではない、我が生活。  毎日、忘年会と称して酒を飲み、ウコンの粒を口に放り込む。  なんかのストレスか、突発的な難聴気味です。  ネットでみると、意外といるんだな。  静かな社会に住みたい願望なんでしょうか。まあ、怒鳴られたりするのも、誰かがそうされたりしているのを見るのも生活の一部です。  で、世の中はまろやかな諧調になっています。  で、最も清らかな音楽。  訳すと、「もし」  飲み会でマンUとガンバ戦の近くまで行ったのに、試合自体は前半しか見れていない。  結果が分かっているのを見るのは、なんだか気がすすみません。  で、ブレッドを…

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残すべき音楽(85)Just When I Needed You Most

 今日は、こんな日です。  雨が降っています。若くして(不摂生以外でも)死んでしまうミュージシャンがいます。  秘かに、聴き続けられる音楽があります。  ぼくにとっては、こんな曲。  ランディ・ヴァンウォーマー。  優しい、優しい音楽です。 You packed in the morning and I Stared out the window and I Struggled for something to say You left in the rain Without closing the door I didn't stand in your way But I miss you more than I Missed you before and now Where I'll find comfort, God knows 'Cause you left me Just when I needed you most (Left me, just when I needed you most) Now most every morning I Stare out the window and I Think about where you might be I've written you letters That I'd like to send If you would just send on…

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残すべき音楽(84)ジョニーが凱旋する時

 ブログというものを計3年もやって、そろそろ引退か、とマイクを置きかけたが、こうして懲りずに書きこんでいる。  というのも、昨日は(も)飲み過ぎ、出掛ける意欲を喪失し、なら、パソコンの前に座るか、ということになって、適当に他のHPを巡り、やることもなくなったので、こうして音楽のことを考えだす。  オルガンのジミー・スミスです。  溶岩のようなマグマのような音の固まり。  映画なんでしょうね、こんなきれいな映像が残っているなんて。  ピアノのバド・パウエルがしたかったことをオルガンで演るって感じです。なんか、やばくない! と若者言葉を無理して使います。  ベース・ラインも自分で演奏するので、ベーシストの節約にもつながります。  以前、ブルーノートのオルガンで踊ろう、というブームがありましたが、なかなか良いものでした。  それらのCDが何枚かあるが、家でのんびりくつろいでという時にかけるものでもないので、なんかタイミングを失います。  ジャズといえば、という典型的な「モーニン」。  臭すぎるブルースです。  くさややある種のチーズが旨いように、たまには、良いものです。でも、たまにはです。  都心で3軒も飲みに行けば、1萬5千円ぐらい消えるのだろうが、北千住というのは、夢のような場所でした。  しかし、気づくと反対向きの電車の中にいた恐るべき瞬間。三崎口で目を覚ましていたら、どんなに怖いだろう?

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残すべき音楽(83)Hey There Lonely Girl

 「甘茶ソウル」という言葉があるらしく、なんだかんだ、このようなメロウな音楽が一番好きだったり。  トゥー・マッチ・リラクシンです。  グループは、ソフトーンズ。そのままの名前じゃん。  70年代のフィラデルフィアっぽい音です。  優秀なボーカルグループがたくさん出ました。出ましたので、全部を網羅しているわけではないが、せっせとコレクションするように、脳に刻んでいきます。  CDを増やすことは、辞めたいと思っています。  で、女性が歌うと、「Hey There Lonely Boy」  「Rubyチャンと and the Romantics」  最後は、「Main Ingredient」が歌う、サマー・ブリーズ。  元は、アイズレーです。  こんなのCDで出てるのかね?  LPっぽい音ですよね。  まだまだ良い音楽(未知なる)があるが、17曲で終了です。

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残すべき音楽(82)Summertime

 ジョージ・ガーシュイン作。  気だるい歌です。  スカーレット・ヨハンソンのビデオがあった。  これまた、気だるく東京の街をさまよう。良い映画でした。  で、誰が歌っているんだろう? と調べると、本人でした。ハスキーで。またまた上手いじゃないの。  トム・ウエイツだかの曲をまとめたCDも出しているとのこと。チェック要です。  人生の、すべてを物語るような、サッチモとエラ・フィッツジェラルドのデュエット。  素晴らしいですね。哀感たっぷりです。  最後は、伝説のロッカーです。  ジャニス・ジョップリン。  泣かせます。  時代を考えれば、音が良いです。   Summertime, And the livin' is easy Fish are jumpin' And the cotton is high Your daddy's rich And your mamma's good lookin' So hush little baby Don't you cry One of these mornings You're going to rise up singing Then you'll spread your wings And you'll take to the sky But till that morning There's a'nothing can…

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残すべき音楽(81)A Time For Us

 職業選択の自由があって、ある能力に秀でると不自由もまたあります。  ジョニー・マティスという歌手のことを考えると、そんなことも浮かびます。  唄声が甘すぎて、他の仕事をしている姿など考えられません。  こお大げさな「ロミオとジュリエット」の主題歌なんか聴いていると、より一層そう思います。  シェイクスピアも劇作家以外、考えられませんが。  ミスティも、またこの人の手にかかると天上からの音楽のようです。  トゥー・マッチ・メローです。  で、ミシェル・ルグラン作のシェルブールの雨傘の主題歌「I Will Wait For You」  映画音楽の過剰な情緒もたまには、良いものです。  この映画、好きなんだよな。カラーが美しいし、ノルマンディー地方の海岸沿いのことを想像したり。  岩崎宏美さんの同曲。  同じぐらい大げさです。  こんな熱い気持ちは、ちょっと恐かったりもします。

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残すべき音楽(80)My Fair Lady Medley

 ある人を評価する素材が乏しいのに、決めつけてしまうことが多々ある。  「コンサート・バイ・ザ・シー」という名盤があり、ミスティーという名曲を作曲したエロール・ガーナーもその一人。  ラーメンとか親子丼のような大衆の人。  そういう旨さを、なかなか見つけられない自分は、自然と大衆と距離を置く。  変わったものとか個性とか、望んでもいないのにそちら方面に眼が向く。  だが、これを見たらラーメン的大衆も素晴らしいじゃんか、と納得。  譜面を読めないという噂もあながち嘘でもないのか? ぐらいに譜面がありません。  ほかの芸術では、それはどういうことに値するのか?  ビデオ予約ができない映像ディレクター。  貯金ができないフィナンシャル・プランナー。  まあ、どうでも良いですけど。  「Thanks For The Memory」という曲。  名旋律です。 Thanks for the memory Of things I can't forget, journeys on a jet Our wond'rous week in Martinique and Vegas and roulette How lucky I was And thanks for the memory Of summers by the sea, dawn in Waikiki We had a pad in…

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残すべき音楽(79)Hoochie Coochie Man

 たまに、無性にブルースを聴きたくなります。  人生の真実が、たっぷりつまっているからでしょうか。  多少、アンラッキーで、女性には逃げられ・・・てな感じの真実です。  そんなことを経験しながらも、まあ頑張ろうという背中への後押しも感じます。  バディ・ガイ。  アフター・アワーズてきなひっそりとした感じです。  アンラックを無抵抗に受け止めようという感じです。  アンラックの捉え方も、また人それぞれで、そんなのへっちゃらだぜ、という強がりもあります。  強がりの代表格。マジック・サム。  このギターとしゃがれた声と、モダンな時代に移行した感もあります。かなり好きです。  もっと大衆に愛されても良いと思いますが、マジック・サムが好きという人には、あまりお目にかかれません。  クラプトンの武道館数日というのとは、根底的に違っています。何の差でしょう?  オーティス・ラッシュのインストで幕。  アンラックなんてあったっけ? いつの間にか忘れていたよ。というのが正しい対応かもしれません。  できるかどうかは、また別ですし、性格なんてのもまた千差万別ですしね、ブラザー。

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残すべき音楽(78)Django

 20世紀後半の作曲家のベスト3。  順不同で、  ジョン・レノン(ビートルズ)  ベニー・ゴルソン  ジョン・ルイスと思っています。  で、そのうちの一人が作った名曲。  あるギタリストが亡くなったときに作った追悼曲。  ソウルとかR&Bとかが頭から消えないので、ミルト・ジャクソンのグルービーさは、直ぐに理解できました。だが、ジョン・ルイスのちょっとおつに澄ました演奏が分からなかった。  しかし、しっかりとブルース感が底にあることを理解してからは、またより一層、このグループを好きになっていく。  ちなみにグループ名は、モダン・ジャズ・カルテット。  「トゥルー・ブルース」  トリオでのジャンゴ。  淋しい演奏です。  仮に、この人の孤独のことを考えます。  実際にあるか分かりませんが、育った環境では、もっとファンキーに弾いてくれよ、俺たちノレないぜ、と陰口をたたかれていたんではないかと心配する。 「これで良いのだ。世界は理解するのだ」という信念でもあったのでしょうか。  アメリカ大陸の黒人のヨーロッパかぶれ、と簡単に一言で片づけることも可能です。  しかし、この人がいなかったら、高級感あふれるジャズもなかったのだ。  隠れたサントラもあってレコードも持っているが、やはりデジタル時代では、あまり聴くこともない。  でも、噛めば噛むほど、ブルース感が満載です。 …

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残すべき音楽(77)Bridge Over Troubled Water

 もろ、演歌だと感じてしまいます。  体質として、天城越えとか、あなたを追って出雲崎と、印象はかわりません。  しかし、印象なんて人それぞれです。ディープなぐらいに名曲です。  なにかのオーディション出の「レオナ・ルイス」  あまりにウマすぎる。こんな音楽を聴き続けて、この前、音程のあやしいアイドル歌手を聴いていたら、船酔いのようなものを感じてしまった。  何事も、やりすぎにはご注意を。  しかし、彼氏にしつこく勧められなかったら、プロになることをあきらめていた、というぐらいだから分かりませんね。  でも、うまい。おそるべき上手さ。  シャーリー・バッシー。  「ゴールド・フィンガー」の人です。007の曲。  ドスが利いています。  ほんとに弱っている時に助けてくれそう。  で、最後は男性。  唄声が泣いています。  ロイ・オービソン。ぼくが19ぐらいのときに亡くなってしまった。19の時を思い出すと、まっさきに思い浮かびます。

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残すべき音楽(76)Danny Boy

 ジャズ・ギタリストのバーニー・ケッセル。  渋い人です。  そもそも曲は英国のトラディショナルですかね。ちゃんと調べる気もない。  バーニー・ケッセルはフィル・スペクターのギターの先生でもあるようです。  フィルさんの伝記にのっていた。二人の作りだした音楽は、まったくもって違いますけど。  趣味で、これぐらい弾けたら一人でも楽しいだろうなと。プロだとまた違うかもしれません。  ここで、ドゥー・ワップというジャンルにふれていないことに、はたと気付く。では、と。  ラークスというグループ。  仲間が寄り集まって、楽しくコーラスしようぜ、というノリです。  肩ひじ張らずに、とても楽しい動画です。  最後は、キース・ジャレット。  楽しい、とは正反対です。張り詰めた緊張した雰囲気。  息をころして聴きたい。  このピアノに向かう真摯な姿勢は、なんでしょう。  人生を反省したくなります。  ここらへんで、チック・コリア派になりきれない自分が出てくるんでしょうかね。まあ、身体を揺さぶれば、すべての問題は解決さ、という軽薄感を感じてしまうんでしょうか。  好き嫌いなので、芸術的価値や、ラテン感覚至上主義も、また否めません。  根が生真面目な人間の感想です。他人の評価は、抜きにして。

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残すべき音楽(75)Oleo

 演奏するは、PHINEAS NEWBORN JR。  CDを何枚かもっているが、この動画を見るまではそんなにピンと来なかった。  しかし、この演奏はガッツがありますね。火花散るという表現がぴったり。  曲は、ソニー・ロリンズ。  作曲家としても最近、好きになっています。曲名は、あのクッキーから取ったとか。  ジョー・パスのギターとベースのデュオ。  こんなのを金曜の仕事帰りに聴いたら、一週間のさまざまなストレスが消えそうだけど。  2人ともここまで軽々と演奏できるまでに、どれほどの練習があったのだろう。はかり知れません。  地味目のジャズ・ギタリスト。パット・マルティーノ。  この三者は、うまい中継ぎピッチャーのような人たちばかりになった。  すべては4番打者やエースではないのだ。

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残すべき音楽(74)Pow

 フュージョン界には、ジャコ・パストリアスというエレキ・ベースの師範代がいるが、ぼくは全然こっちです。  ラリー・グラハム率いる「グラハム・セントラル・ステーション」  元スライのバンドにいたが、首を斬られます。  方向性の違いでしょうかね。下を見る限り同じ方向だと思いますけど。  曲名は、「パウ」  松村の高田文夫の真似じゃない。  もうベースのジミヘンです。  スライ時代の曲もやります。建築と一緒で、土台がしっかりしていれば、建物は立派にたちます。  土台としてのベースが大好きなのでした。しかし、陰にあるものは、陰にあった方が良いとの意見もあるでしょう。

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残すべき音楽(73)Bolero

 ラヴェルという作曲家がつくったバレエ音楽。  ある人は、この演奏を聴き、「狂っている」という言葉を発したらしいが、そんな印象も受けます。  単調でありながらも、深みもあって、変化もあってと不思議な感じです。なんか、ジャズっぽい匂いもたくさんします。  ここでは、ギターの演奏。  爽やかな演奏です。  「狂気」という雰囲気はありませんが、なかなか気持ちにはいってくる音楽です。  練習を感じさせない所に、逆に練習を積んだのかなとも思います。

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残すべき音楽(72)It's Alright with Me

 この暖かみのあるトーンが、この人の特徴です。  J.J. Johnson。トロンボーンという傍目にみると不確かな楽器。  スライドさせて音程を決めるなんて。  この楽器でビバップですからね。才能の固まりです。  ここでは、日本のテレビ番組でJ&Kaiの復活です。  後ろでのトミフラのピアノがまた泣かせます。  同じ番組で、デックスとケニー・バレルを加えての「4月の思い出」  この時代の現役のひとたちを生で見れたら、どんなに良かっただろう。  50年代のニューヨークの一部で、ジャズは華やかだった。どのクラブにも、凄い面子が通りを隔てた店で毎夜、演奏している。  天才というフレーズを、これまでも簡単に使ったかもしれません。  しかし、本物は、この一人だけです。  バド・パウエル。  あの当時の差別する側の人種は、この人の価値などを一切知らず、精神的な治療と称して、ひとりの人間をあっさりと駄目にしてしまった。  これは、駄目になってしまった後の、フランスに移ってからの動画だと思いますが、なんと美しく、ピュアなのだろう。身体に音楽がある人とは、こんな人なんだろう。  どこかで、やすらかに眠っていると思えば安心できます。  自分の価値を評価しない世界には、生きることも難しかった人なのでしょう。

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