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zoom RSS 頭の切れる奴

<<   作成日時 : 2012/03/28 00:40   >>

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 この大して自慢もできないぼくのことや、そのオフィス内での能力(仕事処理スピード)を過去のある時期に認めてくれたふたりの年長の男性は、どちらも頭の側頭部を切って開いている。

 それによって、どんな影響があったのか科学者でもない自分はまったく知らない。

 また医療という突き詰める作業は、頭まで開かなければいけないのかと思う。

 でも、もしかしてそんな痛々しいことがなかったら、彼らももっと自分の能力を発揮できていたのかもしれない。

 できなかったのかも知れない。

 そのうちのひとりは、せっかちに出来ている。

 それゆえに、薬が好き。

 深い意味での治療ということを根本的に信じていないのかも。

 一時的に、この場がしのげるのなら、薬だろうが何だろうが構わない。

 彼は、そういう人柄なので、自分の思い通りにいかないことが嫌い。

 例えば、コピーのトナーが切れるとか、コピー用紙のストックがなくなるとか、多分、許せないのだろう。

 それだから、ぼくはこのひとから離れても、事前に獣道の草木をはらうように問題点を根絶させる。

 コピー機は、そろそろ点検の時期じゃないのか?

 トナーのストックは潰えてしまわないのか?

 という心配とともに生きる。

 でも、誰よりもぼくを高く評価してくれた。粉飾決算ぐらい、評価してくれた。

 もうひとりも、仕事をするにも「有能だ!」と何度も言ってくれた。

 それよりも、ぼくは毎日、酒を飲んだという記憶とともにこのひとを思い出すことだろう。

 運からすこしだけ見離されたというところにいつもいた。

 それだからこそ、ぼくのことも視界に入れるのだ。

 彼は、誰よりも泣く。

 それは、頭を切ってからだとも言った。そういう関連性が人体にあるのかも分からない。

 感情の沸点がいやに低い。

 ぼくも低いし、直ぐにメルトダウンしちゃうけど、彼は、もっともっと凄い。

 ぼくが、いつか子どもでもできれば、このひとにベビーカーとか、子ども服とかたくさんのものをたかれるのになと思うも、逆に、恩返ししなければならないこともたくさんあるのです。

 桜、咲くのかね?

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