バレンシアのホテル

 オレンジで有名なバレンシアに到着です。  それにしても、日も暮れ、寝に帰るようなものです。  しかし、ここのホテル、近代的で好きだった。  人間が生きるためには、そんなに荷物も必要じゃないのかな? と、たくさんのCDを抱えたままの部屋で考えます。  結局、ワインを飲んじゃうので、ほんと、眠るだけになってしまうのがもったいない。  名物のパエリアです。  味は、観光客相手で、腕の見せ所はないみたいでした。  これを食べて、部屋に入りシャワーのことを考えながら眠ってしまいました。  21:00~4:30ぐらいまで眠り、もうそれ以上は夢に戻れず、なんだかんだでテレビを点け、いつもは見ないMTVを聴きながら支度をしました。  その時知った「エイミー・ワインハウス」という上手い歌手の名前をホテルのメモ帳に記し、家に持ち帰ってからチェックをしたんですが、やっぱりグラミー賞を取るような凄い歌手だったんですね。  自分もまだまだ、聴く耳があったんだ、と嬉しくなっています。

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水道橋

 知らないより知っていた方が良いこともある。  古代ローマの歴史と版図もその一つ。  ローマ人の物語、全15巻も14巻まで読み進み、残りもわずか。  その最盛期。  五賢帝という呼ばれ方をした名リーダーの2人、トライアヌスとハドリアヌスはスペインの出身の人。  正式名称は、「ラス・ファレラス水道橋」  俗称は、悪魔の橋。ローマ人はあっという間に作ってしまうので、多分、そのことにびっくりして命名したのだろうか?  それにしても2000年近くも前の時代のものです。  ヨーロッパの主だった街は、ローマ人の居留地から出発したことを知る。場所を選ぶ的確さ。  バルセロナからは、地図上で下(南です)に向かい、そこにあるタラゴナという所に水を運ぶための橋。ローマ人は水を重要視し、とくにこの乾燥した場所では必要不可欠でしょう。  歴史より、目の前にある甘いもの。  サービスエリアでのケーキ。  コーヒーを飲みたいので、「カフェ」と言うも、  「カフェ・ソロ?」との意外な質問。  えっ? 「ソロ」ってシングルのこと? 大きくないってことなのか?  と、しぶしぶ了承。のちにガイドブックで確認すると。ブラック・コーヒーのことでした。これぐらいは予習してもよいのかね。  ちなみに、赤ワインの赤は「ティント」白は、「ブランコ」でした。  スペイン語圏ってけっこう多いので、あと、300年ぐらい生きれるのな…

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ピカソ美術館周辺

 言語、ワンポイント・レッスンから。 「アスタ・マニャーナ」という言葉の意味は、まあ、そのうち。  そうらしい。  こういう観念があまりというか殆どないので、理解に苦しんだり。  ぼく自身、明日出来ることは、無理すれば今日できる、という生き方です。ほぼ出来ます。  人と話して「今度、あそこに行こう!」という話で盛り上がれば、そこで予定日を決めたいたちです。しかし、盛り上がりは盛り上がりとして、大体の人は、来月の連休にでも? という方向に流れ、その日付も過ぎ、なんでメールとかくれないの? そんな、結論が待っています。  多分、スペインの体質もそんな感じなんでしょうか。少しは、こうしたことも学んでいきましょう。  通りがかったが、「チョコレート美術館?」 なに???  けっこう、甘いものも大好きです。以前ほどではないが、なにかと手を延ばします。  素通りを後悔し、帰ってから調べると、こんな所らしい。 http://en.wikipedia.org/wiki/Image:Sagradafamiliaxocolata.JPG  コロンブスさんからの輸入で、カカオを積み込んだ船が、バルセロナ方面にも入ってきたとか。  ちなみに「アメリカ大陸発見」という言葉に、いつもいらっとする。  アメリカ大陸再発見か、到達です。すでに人は住んでいます。  この後、路地に入り、ピカソ美術館です。  二つの要素に感動する。 …

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ガウディのなみなみ

 ゆとりのある旅行なら、地下鉄のチケットでも買って数日かけてゆっくり(ほんとは、いつも急ぎ足になる傾向、多)歩き回りたい、良い街なのを理解したが、それでもささっと、こんな所を通行する。  カザ・ミラ。  ガウディの代表作とガイドブックに載っている。  乃木坂のあの美術館も影響大だろうか?  もっと、アングルとかあるんだろうが、これが限界です。  こちらは、同じくカザ・バトリョ。  ガイドブックには、料金が書いてあるので見学も可能なのだろうか? それにしても中身はどうなっているのだろう。  ここで、最近買ったミンガスの「黒い聖者と罪ある女」という名前のCDを聴いている。時折り、スペインっぽいギターが入るが、作曲者でもあるミンガスはスペイン旅行の影響がありで、エリントンと過去の執念とスペインのごった混ぜのような音楽を作っている。激動というか痛快というか、へんてこな音楽の表現です。ほんと、好きだけどね。  旅行に行けば収穫あり、という結論です。

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グエル公園の続き・・・

 まだ、この辺では日本でのあれこれに頭の一部が占有されています。  本を、もっと読まなきゃ、とか、能率を上げるには、とか、空気が読めない、とか・・・  空気が読めない、ということを恐れる=他人の視線を意識しすぎている、という定義が成り立つと思う。  そこを追及すると、うつ病へまっしぐら(他意も偏見もありません。病気で苦しんでいる人の心中をお察しします)という気もする。  日本という小さな島国で、人の意見や視線を意識しすぎて生きて、こんな感じが、まだ残っているというような感覚です。  数日で、この感覚が薄らいでいきます。まあ、多少ですが。  それでも、肉体は公園にいます。  あるものに第一印象が良ければ、それは最初の幸福です。  ここで、もうすでにバルセロナ(それから、スペイン)のことが好きになっていた。生活の手段があるなら、すべてを投げ出し、住んでもいいな、とか思い始めています。  そんなに捨てるものもないが、いちおう様々な未練やあれこれです。  ミモザというのかな? 不確かですが、さわやかな色が空気と空にあっていました。  歴史的な幼児誘拐犯の手から逃れる子どもたち。  嘘ですけど、素直に可愛いなとか思ったりします。  それにしてもカラフルな上着。 「パパと結婚する!」と言われるのはいつの事やら。  この後は、ピカソの美術館に向かいます。  世界中に作品がある、この人の活力とは…

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グエル公園

 スペインまで来て、公園でのんびり出来るなんて・・・ 意外と幸福。  ガウディが設計して、本当は60ぐらいの世帯が入るアパートを作る予定だったらしいが、見事に売れず、家も建たず、その跡地が公園になっているとのこと。  芸術家って難しいものです。些細な計算から除外してあげてください。  人が写りこまないように撮ったら、こんな形になりました。  でも、ちょっとグロイです。  不思議な建物。中は、お土産屋さんになっています。  ここでお土産論。  というか、お土産不要論。  人から、お土産を貰ったりするのが、なぜか好きじゃない。その人(自分以外の場合)が好きに旅行して、楽しい気持ちで帰ってきて、それ以上に何を望むのだろう。  絵ハガキもいらないし、分からない着れないTシャツも困るし・・・  なので、いつも不義理な人間の完成です。  ちなみに、自分の手元に多少、(ほんと多少というか微少)お金がある時におごったりするけど、そのことを覚えてもいない。しかし、ほかの人が僕におごってくれる場合、(当然、自分と同じ気持ちだと思っていた)なるべく近いうちに、そのバックを求めているらしく、世の中の世知辛さを痛感する次第です。  まあ、きちんと計算して少しぐらい多く人に与えた方が良いのだろうが、つまんない世の中です。  だけど、生意気言ってもトータルでは、世間に借りがあります。  お土産から飛躍する。  なので、ぼく…

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バルセロナの続き

 スペインの安住志向の人間に比べ、カタルーニャ地方の人は、進取の気持があるらしい。  チェロのカザルスという人もここの出身だったような。  持論と最近の前トルシェ監督の本を踏まえ、サッカーの話。過去にオランダが全員守備、全員攻撃という厄介な戦法を作り、それは功を奏した。日本もこういうことをまだしていて、ゼロ戦部隊のように効果があることもある。  しかし、時代は一人のテクニックのある人がチャンスを切り開く時代になっている。そういう人に大金をはたき、そしてそれらの人は、それ相応の期待に応えてくれる。  バルセロナには、そういう人がたくさんいる。しかし、ここに育ちながらもプレミア・リーグにいるセスク・ファブレガスという選手がいまのところ一番好き。  話は変わって、建築でチャンスを作った人。中を通って裏側は全然ちがう現代風になっていた。  はっきりいって、静かな教会ではなく、工事現場に足を踏み込んでしまったよう。  外に出て外気にあたると、ヨーロッパにいるんだな、という幸福を感じる。  このひんやりとした、ぴりっとした空気。乾燥しているんだとは思うが決して嫌じゃない。  それにしても、裏側も面白い。テレビではあまり映してくれないが。  まだ未完成だが、急ピッチに仕事が進められ、予定より早く完成するという噂。  この後は、同じくガウディの手の業。グエル公園へ。

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先ずはバルセロナから

 こんな旅行の仕方は良くないとは思うのだが、行きたい所を網羅しているので16人参加のツアーの一員です。  バルセロナの空港に夜の9時頃に到着し、そのままホテルに着き、近くのガソリンスタンドで水とビール(店員にあいさつの言葉が分からず、ハイ!で誤魔化すも、その後、オラ!で代用出来ることを知る)を買い、それを半分も飲まないまま翌朝です。  バルセロナは、フランスに近い所為か思ったよりヨーロッパ臭の高い建物と町並みであります。  でも、バルセロナはこれでしょう。ガウディです。  どこからか寺尾聡さんのナレーションが聞こえてきそうです。こちら側が世界遺産。裏は全然、印象が違っていました。  この人、建造物で、世界に挑みました。  もしかしたら、これも本当はないのかな? と疑ってきたのですが、バルセロナにそびえ立っていました。  エレベーターに乗り、自力で帰ってくる途中の上からの町並み。  直ぐ、高いところに登りたくなるのは、どうかなと。  日本人の彫刻家も活躍しているらしいが、これは多分、別の人。

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四角四面な男、セニョールになれるかの疑問の旅

 なんとなく生まれた所を間違えたかなとの思いを抱きつつ、再び、スーツケースに荷物を詰め込み、月曜に家を出て、月曜に帰って来る。行先はスペイン。こころの中に眠るぺネロぺには会えるのか。  それでも、東京の片隅に、バスの運転手の倅として、おしゃべりな母のもととケンカっ早い兄の弟として生まれるのも、そんなに悪いものでもないが。  それにしてもヨーロッパでしょう。だけど、やっぱり遊びすぎだろうか。交換として、寝坊しそうな朝に揺す振ってくれるサムワンを得られていないのだから、幸福のコップの中身は、誰でも同じような気もしているが・・・  (ちなみにようこそここへの、サグラダ・ファミリア)  滞在はフルで5日間ぐらい。それ以外はオランダの旅客機の中で膝を丸めています。もしくは、鏡に映るアジア人の自分の顔に憂鬱を感じながらビールを傾けています。  写真は、絶えずシャッターを押している感じで1,500枚ぐらい。メモリー・カード様々ですが、消去してしまう恐怖もあります。まあ、なんとか10分の1でも記念としてここに残せたら。  (アルハンブラ宮殿の姿)  荒っぽいワインの品定めも仕事のように勤勉に果たしています。こんなに飲むのは仲買人だからだと嘘まで考えてしまうほどです。  ノルマとして、昼にはハーフ、夜にはフル・ボトルです。ちなみに決行はしました。丈夫な肝機能に、これまたサルー(乾杯の意)です。    (トレドの歴史にたそがれる…

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