水道橋から神保町方面へ

 今度は、水道橋で降りてドームとは反対方面へ。  日本人は、ラーメンを求めて生きているのか?  という具合な店の多さ。  きょろきょろと好奇心旺盛な犬のように町を見ている。  で、家に帰ってWikiを見る。  誰も、もう、毛沢東とか言わなくなった。  よそ様の国家だが、賛もあれば否もある。  で、いろいろ調べる。  差別のこと。  「えっ、アメリカ・インディアンと呼称されるの当人たちはいやじゃないの?」  ネイティブ・アメリカンが正式なもんかと思っていたら、「あれ、勝手につけたんやろ!」とのこと。  メキシコ・オリンピックで競って勝った2人の黒人が黒い手袋の拳を頭上に突き上げる。  その間に挟まれた2位のオーストラリアの白人は、それに賛同し、その後、とことん彼も干される。  亡くなった彼の棺を担いだのは上記の2人の黒人なんだとか。  まあ、運命。  「人間というのは、矛盾があればあるほどおもしろいですね。矛盾があれば、その人間が何かを考えているということがわかります」  ドナルド・キーンさんがとある対談集のなかで。  スキーのお店が、スノボーのお店になり、山ガール(既に死語になりつつある傾向)の店に。  女性というのは、唇の魅力でできているのか?  選挙なんか、なぜしないといけないのか?  「吉原やん」と、誰かが言った。人気投票。  「えっ、いいとも…

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水道橋から彫刻の旅

 水道橋で降りる用事を見つけなければならない。  定期圏内でここだけつかっていない。  なんだ、白山神社あるじゃん!  けっこう、遠いけど。  で、白山ストリートを歩く。  地図で振り返ると、田端の手前まで行き、西日暮里まで戻る。  距離的には、4、5キロなのか?  オレの足って、マイルドだろ、とスギちゃんが言ってくれるのか?  いままで、自分は東京を知っているようでいたが、観点を変えれば、やはり、なにも知らない。  クリスマスの翌日に安くなったケーキを買うように、日食の眼鏡を買ってやろうかとも思う。  ワイルドだろ。  ただ、使いたいフレーズ。  居酒屋も同時に探す。  知人のためにハンバーガー屋も気になる。  なんだ、白山神社の裏には、マンションが建ち始めている。  金があったら、この辺に住みたいなと。  で、東洋大学に通う。  哲学的な学部があるのだとか。  ほんとかしら?  それも、また夢。  学生が多い。  反対に、衰えつつある、自分の肉体や器官。  だが、耳だけは丈夫なようで、音楽も相変わらず無節操に聴いている。  素晴らしいね、音楽。  で、団子坂の方面に向かう。  勝手に寺に侵入。  まだ、白山神社。  2年前に来たのだろうか?  この後、御徒町で飲んだのを思い…

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この街で

 新宿で働き、およそ3ヶ月が経ち、はじめて6時なんていう早い時間にあがれるので、カメラでも取り出して、ちょいぶらっとしましょうか、ベイビー。  エリアをいくつか浮かべる。  花園神社?  新宿3丁目?  ここを舞台にデパートでアルバイトをする青年店員の物語を考えている。  時間の余裕もなく、頭の中にあるだけ。  それを、いつかワープロ・ソフトに入力しなければならない。  パートをする妻と、小さな女の子に囲まれ、物語を生み出すことに懸命になっている中年男性のことも考えている。  その小さな社会は、彼をキーボードの前に留めさせてはくれない。  夏休みの少女は公園に連れて行くことを要求し、犬は散歩をせがみ、妻は幸せを持ってこない夫に多少だが腹を立てている。  その合間合間に、美しい物語の空想の羽を伸ばす。  イタロ・カルヴィーノのような物語。  まあ、生活に追われるのと、さまざまな好奇心の奴隷である自分は、暇を見つけて、絵画も見なければならないし、映画も見なければ。  どこかで、写真も撮らなければ・・・  パトロンでも、いないかな?  気分転換に歩く。  ビールとカップ麺と遅い時間の食事を止めたら、自然と体重が減った。  それで、いささか年寄りくさくなる。  こんな自分が嫌い。  老化の傾向をひとに認められるのも、もっと嫌い。  自意識過剰。 …

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飯田橋から

 あれ、あれ藤棚だと思ってたら、違うの?  まあ、いいや。  連休も長方形のビルの中でモニターを見て過ごしたんだもん。  みどりを見ないと。  仮の姿。  新宿にはカメラを持った観光客の外国人がかなりいた。  意外にも、小石川後楽園のなかにもいた。  3、4才のフランス語を話す少女がいた。  なぜ、あの子に話せて、ぼくは話せないのだろう。  サバ。  セボン。  セザンヌ展でも、みどりは優しい色と壁に書いてあった。  その通り。  ここで、藤を見る予定だったが、あれ、ない。  季節の短いものが美しいのか?  若さのように。  仕事を終えれば、中森明菜さんのカバー曲がしっくり来る。  疲れた夜。  背中をさすってくれるような声。  オレ、死ぬのか?  でも、最近のヒットは、トータス松本さんのサム・クックのカバー・アルバム。  凄いノリ。  UAさんは、別のところで「セーラー服と機関銃」を歌っていた。  むかし、セーラー服と一晩中、というのがあった。  悪ノリ。  なかの日陰のベンチで「1Q84」の3である最後を読んでいると、おばさん数人がエメロン・シャンプーのコマーシャルに当時、出たかったと言っていた。  「エメロン?」  そんな言葉を知らない世代でありたかったが、いろ…

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信濃町~四ツ谷

 ただ、定期券圏内の駅で乗降することだけが目的になっている。  都会を足の裏でマーカーを引く作業。  国立競技場があり、神宮球場がある。  神の宮だぜ。  前者は、陸上競技のため、中学生のときにここで走ったことがある。  多分、400メートルを60秒ぐらいで。  死ぬほど、バテます。  スポーツの効用というのは、上には上がいるということ。  人生には、負けが付きものだということ。  哲学過ぎる。  ただ、元気な犬のように、走り回りたいだけだったけれど。  リードをはずして。  当時は。  この日は、巨人戦があった。  低迷してますね。  良い選手ばっかりなんですが、なんでしょうね。  で、神宮球場には、入ったことがない。  いつか、梅雨の合間の晴れの時期にでも、とか、毎年、思うが、なかなかね。  2000本を打つ、おじさん二人。  「わたし、何才だと思う?」  突然、居酒屋の妖精が現れる。  「唐突だね。そもそも、年齢なんかあるの? それも、妖精に・・・」  「誰だって、どこかで、生まれるでしょう」  「1万24才とか」  「120才。まだ、新品だけど。お酒を飲むときの心境って、どうなんだろう。何があれば、飲みたい?」  「まあ、辛かったり。反対に、とても、楽しかったり」  「そう、それに、それを受け止める感情をもったひ…

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日本橋で写真展

 御徒町で降り、アメ横で靴を買って、秋葉原で降りる。  あの道、なんていうのか分からないが、おっと、旭鷲山。  肉の万世(慢性?)前あたりで大きな男。  写真、撮りたいな。でも、素通り。  モンゴルに思いを馳せる。家を移動することと住民税の兼ね合いを考えている。  根っからの風来坊にはなれません。  神田を越え、日本橋へ。  適度な距離。  華やかなりし江戸。  デパートなんて、あまり縁がない。  ステータスも気にならない。  で、汚い格好で入る。  誰もリュックなんて背負ってない。  当然ね。  でも、1階の化粧品売り場って、パラダイスですかね。  自分がレッド・カーペットを横切る野良犬みたいに思うけど。  主に、イタリアを題材にとった写真展。  ついでに、どっちがついでか分からないが、イタリアン・フェアーみたいなものも。  軽く、チーズとチョコとコーヒーのお酒というものを頂戴し、ワインの試飲をうらやましく見ながら、混雑の中を通る。  「あれ、なんだっけ? ほら、法王を決めるときのあれ。日本語みたいな・・・」  と、横でおばさんがしゃべっている。  「コンクラーベ」と、言いたい。喉まで出掛かる。  犬の写真も。  数分の映像もあり、そこで、犬を被写体にするときは、実際に写真家は吠え、その瞬間に撮るみたいです。  そ…

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西日暮里下車

 この日は、西日暮里、商店街の坂を下り、根津権現、湯島天神までという散歩ルート。  谷中、根津、千駄木。  通称。  やねせん。  野郎・根っからの・千ベロ。  とか。  でたらめ。  距離的には、3キロにも満たないぐらいか?  では、出陣。  山手線をメインに考えていたけど、これじゃ、千代田線沿線。  ま、いいか。  昨年、枝垂れ桜に感動したお寺。  まだ、梅の時期です。  今更ながら、「目白」と「目黒」が山手線の駅名に対であることを知った。  遅すぎる。  どんぐりのような目。  形容詞。  有名な坂。  手前には、その名も「富士見坂」というのがあるぐらいだから、富士山も見えたのかね?  ちょっと、ブックオフに立ち寄り、気分転換。  レアなジャズのCDに巡りあいたいなとか思うも、収穫はなし。  むかし、ブラッド・メルドーの東京でのソロを安く購入した思い出がある。  で、台東区と文京区の境界線あたりをうろちょろ。  根津権現。  つつじの季節にしか来ないが、横道1本入るだけだから寄ってみるかと。  「お母さん、祈ったよ。お金ないけど」  と、小学生ぐらいの子が言ってます。  祈る=賽銭という感覚がすでにあるんでしょうね。  坊主、丸儲け。という言葉もあります。  幼少の頃、「坊…

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田端・尾久・町屋

 今回は田端で降り、山手線の外側へ。  かといって、大掛かりな名所がある場所でもない。  ぼくや、君の特徴のように。  なんて。  我が人生の3分の2は親元にいて、残りの分はひとりで暮らしている。  それでも、14年以上。  そういう生活に合っているんでしょうね。  たまに、子猫ちゃんがいたとしても、いなかったとしても。  安岡章太郎さんというひとの本を読んでいる。  孫借り。  「文字を書き残すということは、この世に生きた人間の、肉体の消滅を前提とする執念であると、私はかねがね思っている・・・」  もとは、北小路健というひとの著書のなかから。  まあ、そうです。  でも、空気に消える言葉も大切としなきゃ、と。  仕事の契約の期限が迫り、残るひとと、去るひと。  「4月から仕事決まりました?」  「残ることになっちゃった」とは、ぼく。  「土日も、どんな時間の仕事もOKと言ったから? わたし、難しい注文出したから・・・」  「女か? 都合の良い女か? どんな時間に電話しても、行きますみたいな・・・」  まわりで、数人がクスクスと。  「女?」  男尊女卑。それとも、口が悪すぎる。  で、親と住もうと、ひとりで暮らそうと、ずっと東京のはずれ。  すれ違う女性の顔もなんだか見流しても、安心する顔です。  なんか、ホンワカという概…

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巣鴨あたりから

 熟女がブームといっても、さすがにね、という気分。  自分は、浪人生のような私服でありたいと思っている。  年を取るのをそんなに恐れているのか?  まあ、恐いけど・・・  幼稚園の送り迎えのバスの中心で、人妻しか愛せないと叫ぶ。  自分の脳の中味が、くだらないもので詰まっている。  買いたいものや、目に付くものも、そんなにない。  そばに、青果市場があることをはじめて知った。  「やっちゃ場」と、なぜ言うんだろう?  我が幼少期の家のそばにもあった。  学校から帰る(土日も)と、閑散としているので兄とキャッチボールをした。  今は、なんかの区民のセンター。  梅もきれいに咲いている。  自分以外の他者が、自分のことを(自分以上にという意)労わったり、直してくれるということと、どうも自分の考えはぴったりと一致しない。  逆に、あえてさせない。  で、テカテカになったものを見ながら、なんとなく興醒めであります。  大通りを渡り、染井霊園のほうへ。  その名の通り、一面に桜が咲くんだろうが、その時期には、なんとなく、いつも忘れている。  「遠山の金さん」の墓というものを見かけるが、お寺の前にはなぜだか怖そうな(職業的に)お兄さんが並んで車を止めたり通したりしているので、行きそびれた。  「金さんの墓ですか?」  と、質問ぐ…

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統計の東京

 遅ればせながら、定期ってカードで買えるのね!  ということで、我が高級住宅地である最寄り駅から新宿までの定期をゲット。  その間で降り、写真でも記念に残そうかと。  一日目は、「新大久保」へ。  あまり、降りてこなかった。  ある地方出身者が、山手線の全駅で降りたことのあるひとを都会人と定義していたようだが、まさかね。  しかし、いまは、ここ、韓国系のブームで、賑わっているとか。  アイドルというものを捏造し、それに夢中になるというのは、根本的に未成熟の文化だと思うが、ただ、ひねくれもんの独り言です。  中学生のとき、自分も何人かを可愛いとか思うも、やはり、そばにいる手の届く人間の方が、魅力は次第に増えました。  つまり、中学生なんて、未成熟な脳というところでしょうか。  顔というのが表札なら、やはり、きれいなもんのがいいでしょうな。  マッコリを売る、売らないにしても・・・  しかし、自分は声とか話し方とか「耳」が発達したのでしょうか、それとも、音楽の聴きすぎなのでしょうか、そういう方面に最近は、いや、もっと前から移行しています。  なので、話さない女性というのは、(どうでもいいことばっかり言ってるけどね)なんとなく、居心地が悪いです。  それも、リズムやテンポが合わないと、まったく駄目ですけど。  でも、美人って、耳の形がきれいという論理。  あと、左右対称の(限りなく、それに近い…

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明治通り

 会津とか ほんとはちゃうねん 都会っこ  この1ヶ月の全否定。  グレン・グールドのドキュメンタリー映画が渋谷で上映しているらしいので、観に行った。  1982年、優れたピアニストは没。  ぼくは、13歳。  とうぜんのこと、葛飾区民のやんちゃ坊主は、その存在を知らない。  でも、いまは知っている。  肉体は滅びるが、メディアは優れたものを残し、再生可能なのだ。  もしかして、この酒場への前哨戦だけだったり。  クオリティの高さ。  でも、2回目かな。  この映画館(東急のさらに奥のほう)に驚いた。  いや、カフェバカ(口が悪い)に驚いただけなのかも。  小さなスペースに、それぞれデザインの違う椅子が乱雑に並べられているだけ。  まじで?  最終的に、居心地よくなってんだけど。  変わりもん、という人物像も、そういうところを簡単に抜け切れる自分。  音楽だけを抽出します。    エスプレッソのように。  で、信じられないぐらいに美しい音楽。  当人が死んで30年ぐらい経ち、ぼくは感動している。  ほろ酔いになり、乗換えが面倒なので、明治神宮前まで歩いちゃう?   ということになり、明治通りを。  浦島太郎てきに、ぼくが知っている25年まえの町並みを頭に再現させています。  オールウェイズか?  …

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ミッドタウンの冬

 映画を見て、その中でベニスに行き、酒を多少、飲んで、まだ夜は終わらないので、原宿で乗り換え、(もしかして、表参道もイルミネーションがあった?)乃木坂で下車。  27日の六本木での忘年会の帰りにでも、寄っておこうかと思案するも、終わっている模様。  じゃあ、行っとくか。  安いおもちゃのようなカメラでも、そこそこに。  つまりは、写真は愛情。  きりっと晴れたあとの夜。  人だかり。  タワー。  今日は、サッカーを2試合見なければ。  秋の写真のストックが、いくつかある。  埋もれてしまうのか。  自分の人生のように。  時間を忘れる。  CD屋さんに入った。  中古CDとか、レコードの価格って、いつの間にか暴落していた。  むかし、買い貯めた記憶の値段と違う。  さよなら、今年のイルミネーション。    グレン・グールドの80枚。  ほしいな。  稼がねば・・・  ユーロを使わねば。  飲み屋のカウンター。  ある子は去り、ある子の出身が岐阜であることを知る夜。  ある子の前では本気のせいか無口になり、ある子の前はでは、楽しい気分になる。笑顔の波及。  好き、というのは、嫌われたくない、と同義語か?  さあ、分からん。42にも、なって。  …

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青い街で

 昨夜は、新橋で忘年会。  よそのビルにいる幹事の若い女性に軽く惚れる。  今年、73人目。  「ビンゴ・ゲームの1等賞って、○○さんとのデートですか?」  生まれてきた事実を後悔する42歳。  なぜ、トンネルは開通してしまったのか?  どうでもいい景品が当たる自分は、もってへん。  デジタル・フォト・フレームなんぞ、当たるひともいるので、そこは、持っている運の分量を思い知る。  で、なかなか終わらないし、酔った大衆(もちろん、自分以外)が嫌いなので、9時過ぎにすごすごと退散。  新橋駅を越え、汐留へ。  通りでは、たくさんの酔うひとびとが。  どれぐらいの量のアルコールと、どれほどの焼き鳥が消費されたのだろう。  えっ、レバ刺しが永久に喰えなくなる時代に。  闇生レバ時代に・・・・  そんなんで、デジカメを持ち出します。  いつも、ルートを考えている。  ここに来れば、ついでにおまけのここ。とか。  寒い中だからこそ、愛がある。  傍らに温かい存在がいれば・・・  やはり、このチームか?  家に着いて、缶ビールを開け(この余分の時間がたまらなく好き)、タモリクラブのなぎらさんの赤い顔を見ながら、自分も同じような顔色であることを想像し、寝ます。  今年も、あと2週間ですね、ブラザー。

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自然教育園の秋

 シロガネーゼと歩く秋。  ザ・願望。  白金台で降りる。  以前、数ヶ月、この駅をつかった。  もう、4年ぐらい前。  その後、辞めて、スペインに行った。  そして、最初で最後の「ハンク・ジョーンズ」のピアノを聴いた。  それらが、まとまった思い出群。  職場に、きれいな細身の子がいた。  それらが、ここを歩くと、自然と思い出がよみがえってくる。  日比谷を歩くと、あの女性を思い出すというようなもの。  金曜は、職場のひとと飲む。  まだ、20代後半の男性。  「生きてきた中で、ひとりも本気で好きになったことがない」とか。  「えっ、まじで。ぼく、今年だけで70人ぐらい、いますけど・・・・」  感情の量が違うのか。  ぼくも泣くけど、我が戻ってきた上司は、人前でも平気でなく。  ひとりで、映画やドラマやドキュメンタリーでおなごみたいに泣く自分も、まだまだ、感情の量がすくないのかも。  反省。  しかし、この男の子、ようもてる。  男性からみると理由がよく分からない。  おじさんたちから高評価を得る自分ですが、その半分だけでも譲って欲しいの。  秋も、終わりですかね。  庭園のふちを巡って、ガーデン・プレイスの裏へ。  もう、こんな季節。  エターナル。  最近は、仕事で反…

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新宿御苑の秋

 内藤さんの家の秋。  花鳥風月。  約2週間前。  このあと、名画座で「ブラック・ダリア」を見て、飲酒。  「保母さんに、なるの?」  と、驚くことを未だ知らなかった世界。  近況。  我が上司、「パワハラ気味」で失踪。  そして、見慣れた顔が戻って来る。  あのひとも、このひとも。立て直し。  また、酒を飲む生活。あ~あ。  そこから、抜け出そうと画策中。  酒も職場も。  「卒業旅行どこ行きたい?」  出張を作ってくれるそう。このひと、いつもぼくに甘すぎる。で、それで育つ自分は駄目になる。  「兵庫とか。仕事と関係ないけど・・・」沖縄? ハワイ???  「北海道にしときなよ。寒さ対策もあるし」  で、1泊2日で札幌ゲッツ!  甘い貝。  好物。  近代美術館のヌク絵画?  脱ぐ絵画。  「すすきの?」  「ぼく、プロ(ロ~プ)駄目なんです」  なぜ、自分の趣味まで言わなければならないの。  梅干が苦手みたいな感じで・・・  オリンピック精神。  そう仕事をしながら、合間に予約を取り、メールの添付に自分の残業時間のファイルをくっつけるミスを犯して、「あの、○○さんの残業、知りたくもないんですけど!」と言われ赤面し、ミスを隠す。  すでに浮ついている。 …

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清澄庭園の秋

 江東区の秋。  それからの、木場公園の秋。  12月4日の日曜。  半蔵門線で清澄白河。  日向に出れば、暑く、日陰は、寒く。  鳥が目立った。  秋には、もう遅かったような。  前日の大雨からの強風で、秋らしきものは消滅。  途中、三好というところを歩き、4時ちょっと前の定食屋を狙うひとだかりが。  ネットで見ると、「だるま」というところで安く飲めるのね。  自分もそういう場所がたいそう好きだが、もうちょいこじゃれた場所へ、こじゃれた女性と行きたいとも。  いつか、行こう。  ここも。  休日も朝から出掛けることをせず、昼過ぎにビール片手に昼食を取り、夕方の酒までの時間を散策とカメラ。  年末や、年始は、ちょっとぶらっとするか。  まあ、生きていれば。  しかし、カメラというのは極めると、奥が深そうですね。  そこそこの人生。  勉強をすれば(そんなにしなくても)そこそこの成績をあげ、スポーツもなんだかこなし、こういう75点を努力もせずに取れてしまったことに、自分の不幸があったんだなと思う42歳の冬。  もっと、がむしゃらになれるサムワンを見つければよかったのだろうが、まあ、なんとなく。  コンポのCDトレイが開かなくなり、ずっと、くすぶっていたが、今日、3回目に念じて、「これで、開かなか…

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小石川の秋

 秋の小石川。  昨夜は、飲み会で持論を展開。  言葉が好き。それが、大前提。  日本語が抱く言葉のあやふやさ。  例。  「文京区あたりで人妻を抱く」  「文京区あたりの人妻を抱く」  一字しか違わないのに、場所か、所有格に変わる。  冷静になると、「なんのことや!」  北千住で安酒を飲む。  北千住の安酒を飲む。  忘年会の約束をして、どんな約束であったかも忘れている。  立石?  予約も大人数も叶わない場所。  ブログを6年ぐらいもやっていて、やっと軽い文章が書けるようになった。  そのために、「風邪ひいてたの?」  という人見知りを払拭する7語を、世界に向けて、発信したのだ。  そして、それゆえに軽薄な人格を作り上げた。  あと、1ヶ月。  JBLのコンポも欲しいし、レコード・プレーヤーも買い換えたいし、ニコンのカメラも手に入れたいし、とか思うも、そのために働く。  じゃあ、新しい文房具としてのPCも欲しい。  外で、飲みたい。  だが、家でワインボトルを空にして、このまま布団に転がり込めば、そく寝ることも可能な快適さ。  実際に、そうする。  小石川で秋。  発見。

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我が生い立ち

 あまりにも実家に寄り付かないため、母より電話。  近況報告。  ちなみに、父には、4人の妻がいて、ぼくと弟は4番目の母の子。  だが、若くして亡くなったので、ぼくらは面倒見のいい2番目の母に育てられる。  その母には、やんちゃな男の子がいて、ときには成長としての適度な乱暴を受ける。  電話をくれたのは、その2番目の人。  兄として一緒に育ったひとには、娘が2人いるらしく、もう、就職するころと、高校を卒業するのだとか。  この前、都のサッカーの大会で、最後にPKをはずして破れた学校らしい。  あの子の、あの一日は、眠れることができたのかしら?  一生の思い出となる傷でしょうね。  その上の子と、遊ぶのは楽しかったが、下の子が物心つく前に家を離れてしまったので、会ったのも5回に満たないぐらい。18年も経つのに。ですからね、ほんとのことは良く知らない。  自分は、家族というか、そういうくくりが恐かったんでしょうね。  いま、考えると。  自分の父に、弟がもうひとりいるらしい?  一体、彼は何をするひとなのか?  そんなことを、人生の数秒でも考えるのかしら。  これが、ネタフリで、同じような年代の居酒屋でバイトをしていることたちと、話している自分は、なんなんだと。  彼女らとさえ、5回以上、話している。  もし、そうなら、その姪たちに会えば、きさくなおじさんとしてやり直せる…

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アストル・ピアソラ

 杉並でギター・アンサンブルを聴き、最後にアンコールでピアソラの曲を演奏した。この前もこの曲を別の場所で聴いた。  なんだか縁がでてきたな。  この好奇心の入口に立っている雰囲気が好き。  扉は、開かれたのだ。  開かれつつあるのだ。  それにしても華麗な旋律。しかし、クラシック・ギターの爆発しない音色にちょっと物足りない気も。  ジミ・ヘンドリックス。マジック・サム。フレディ・キング。Tボーン・ウォーカー。グラント・グリーン。  武骨な太い音色のギターが好き。  一駅乗って、阿佐ヶ谷で酒でも飲みながらクライマック・シリーズでも見るか。  はじめて、降りる。  テレビの中では、投手の西口さんが交代される途中。このひとこそ悲劇の主人公。  シェークスピアの5番目の主人公。  いつか、ロッテのアンダースローと投げ合う試合を観戦したい。いつか。  おっと、石井がでてきた。なんや、体型、江夏やん!  と、こころの中で突っ込む。  そとでは、祭り的なものがあり、太鼓や踊りの面々が通っていく。  基本、音楽をリズムと低音と定義している自分は、大満足。  日ハム、バタバタして終了。西武中島さんの嫁は、日本一の美人を娶ってもらいたいというなんだか意味もない希望。  店内では、涌井さんの元彼女の評価をしている。  男って生き物は、馬鹿ですねぇ。  途中、乗り換えでお茶の水に寄り、保…

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天上の音楽

 ポール・デスモンド  もし、仮に人生の途中か終わりで、天のような場所に連れられ、音楽が流れているとすれば、そこには、ポール・デスモンドのサックスのようなものが軽やかに奏でられていることだろう。  誰かが、おおきな団扇で風を送ってくれる。  だから、彼は唯一、そんな場所から地上に遣わされた人と認定する。  しかし、毎日そのような音楽を聴き続けるわけにもいかない。  ぼくは、地上にいるのだ。それも、40数年。  応援しているサッカーチームは負けることもあり、送ったメールを無視する女性もいる。  悲劇も見て、ときには、意図的に、たまに無意識に喜劇も演じる。  地上にいて、耳を切った男(ゴッホ)の自画像を見て、馬のいななきと評されるエリック・ドルフィーのサックスの音もたまには聴かなければならない。  前川清の地上的な、うなりも聴かなければならない。  どこかが痛くても、雨が降っても、取り敢えずは地上にいるのだ。  悩み少なき殿様のような立場にいない。  それも、これも、好きだけどね。  だが、結論として、すべての音楽はゴスペルであるべきなのか?  神楽。  ある時から、この事実を知ってしまうと、もう、大衆の財布の円を切望しているアイドルの音楽と無縁になる。  もちろん、違うアイドルもいる。  ゴスペル。  捧げる。  だがね、地上に唯一、遣わされていると信じた…

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台風の夜

 仕事を早目に切り抜け、あまりの風の強さに、玄関で怯え、戻って来る人々。  残業をして、半分仕事で半分路線検索のような時間の我。  倒れてしまった木を切っているのを写真に撮り、うざがられる。  その後、駅近くの居酒屋は早仕舞いで、愛想のない応対をされる夜。  「今日、台風ですよ!」門前払い。片付けにせわしない様子。  あれっ、「彼氏と別れた」という宣言は、もう無効なのか・・・  もろもろのトラブル回避のため、翌日、立石に寄り、出勤。  朝、9時の立石など、まったくもって興味もないのだが。  連休前の日比谷。いや、有楽町。  いや、酒場。  2軒で3100円/一人。  いつかのコンサートの夜。  クラシックも聴くんだよん。  こんな季節になりました。  可愛くね?  イン、上野。  池と噴水は直され、ここに彫刻が浮き出てきた。でも、修理要だよね。  カフェができるのか?  鯨を食べよう!  と、声高に宣言できない世の中。  こっそりと食べて。  しかし、デザイン的にも素晴らしい生き物ですね。  何かのロケット。  宇宙に行くより、きみのこころに届きたい。  う~ん、詩的。  詩的の指摘。  孤独なふたり。汐留にて。  銀座で映画→汐留→浜離宮→新橋でグループで飲…

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散髪後の散歩

 先週の16日。金曜。休んだ。  昼寝をして、床屋へ。  運動不足を解消のため、ただ歩く。  そんな意味も含めずに、ただ歩く。  そこに道があるから。  能楽堂みたいな感じ。    お神輿。  こういう大衆の一員になるには、自意識が強すぎた自分。  近所。  ぎょっ。  自分が音楽的な才能がないことの考察。  もちろん、聴くのは好きだけど。  演奏するとなると、これは、世界に誓ってドの音のなのか?  そんな疑問をもち。  ドの次にミを演奏する意味が、ほんとうにあるのか?  それをクラシックともなれば40分も考え続ければならない。  まあ、無理でしょう。  それゆえに、セロニアス・モンクの音楽は美しい。  言い訳。  その点、こうしてちまちま文章を書くことは、ほぼ自由。  てにをは、だけを考慮してきちんと積み上げれば、それは鑑賞に堪える。  感傷に耐える。  同じ音が、まったく違う意味を持つ。  幼少から川のそばで育ったので、たまに川を見て土手を歩くことを望む。  もう少し下流に行けば、柴又で、もっと行けば東京湾。  川の向こうは、国府台や市川。かつて、文明があったところ。なんて。  飛行機。  どっか、行きたいな。君の手を握り。  文章は、自由。  オーネット・コー…

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錦糸町でJAZZ

 軽く昼寝なんぞをして、錦糸町へ。  いくつかのスポットで違う演奏が同時進行している。  か細い声でキーボードで弾き語りをしているひとがいたが、ちょっと違うなと。  野外だし、はじけてくれよ、ベイビー。  もっと野蛮さが。  点々と、転々と歩き、両国方面へ。  公園があり、低音が。  ツリーも見える。  基本、音楽の要素でいちばんリズムを買っている。  あとは低音。  低音とリズム。  なんだ、これじゃん!  さて、和太鼓、はじめっか! というタイミングが分からないが、みなさん、練習を積まれているようで轟音を出しています。  ジャズを聴きに来たのに、結局はこれだった。  躍動感もあり、なにより、迫力があった。  聴いている方も、演奏している方も楽しい時間になりました。  打ち上げとか楽しいんだろうな。  やり遂げた達成感。  同じことか。  5時になり駅前へ。  低音。  チューバ?  さて、そろそろチューバを始めるか、というタイミングも意志も分からない。  だが、縁の下の力持ち。  お疲れ様です。  野球もサッカーも外国人がいないと、締まらないように(ストイコビッチの銅像をいつか)ここで、2人の演奏者が入る。  ウイントン・マルサリスと酒なんか、飲みたくないな、と思いながら、(ウ…

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傷ついた街 レオ・ルビンファイン

 あれから、5ヶ月が経った。  そして、あれから9年と11ヶ月が経過した。  もう戻れない街への郷愁として、不安げな顔のひとびとをカメラマンは撮る。  竹橋へ到着。  トレード・センターのビルが崩落する場面を見たのは、32歳。  もう世界の終わりに突入したのだ。  嘘でした。  シュワルツネッガーがこれから活躍する前のネタフリです、と、テレビのテロップが流れてくれたら、どんなに良かっただろう。  堀は、にごっている。  マドリッドやロンドンや東京で、不安げな顔を写す。  顔に興味のある自分は、この斬新さに驚いています。  もっと、あればいいのにな、と思うも飾られているのは、30数点ぐらい。  420円では、大満足。  では、散歩に突入。  花がきれいに咲いている。  南国のような陽気になった東京。  花や鳥などの生息にも関係してくるのだろうか?  科学の力。  大山さん。  品川さんの横にいる。  維新のときの誰が好きなのだろう?  勝海舟を春風亭 昇太さんあたりが演じたら、大河ドラマも見たいなと乱暴なことを考える。  金八先生じゃね。  ひまわりの生産者の集いなんかがあるのか、みな、ひまわりを持って歩いている武道館前。  ま、いつものように嘘です。  癌克服のバンドマンがコンサートをするそうで…

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京橋辺り

 二重橋前で下車。  日曜の夕刻前。  東京駅方面に歩く。  東京国際フォーラムを越え、ガードも潜り抜ける。  もと、土佐藩の屋敷はこの辺にあったとか。  榎本さんの銅像が鐘淵あたりにあることを知り、見たくなった。  山内容堂さんのお墓も東京のどこかにあるらしく、〈鮫洲?〉行ってみるのも良いかも・・・  近くに剣術を習える場所があって、竜馬さんも行ったのでしょう。  実際は、これを見るため。  左に折れ、中へ。  静かだな、と思っていたら、バスツアーの観光スケジュールに加わっていたのか、大量のひとが。  それで、こころを閉ざしました。  しかし、女性の肖像画(女のひとの顔にずっと興味がある)と、少女ふたりとあと数点、いいものがありました。  だけど、この「わだつみのなんとか」という絵の照明のあて方が素人みたいで、見たい立場で反射して台無しにしてました。  これは、両脇にスポットをあて、その浮かび上がる光のなかで見るべきでしょう。  残念。  美術史家の矢代 幸雄さんという方が書いた文章が1ページだけショーケースのなかにありました。  画家の絵に接した感動が美しい文章でつづられ、それを全文読みたくなりました。  ひとが空いて、もう1周しましたが、こころのザワザワ感が消えず、なんだか消化不良です。  で、外へ。  銀座方面へ歩く。 …

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小岩散策

 そんなに名所がある場所でもない。  京成小岩とJR小岩という喧嘩をしたのか接点のない駅の間を歩くと・・・  このたたずまい。  素晴らしすぎる。  以前、お邪魔したので、今日は素通り。  また、いつか。  その余裕が手に入れられない結果になるんじゃないの?  あの子のこころも。  でも、また、いつか。  途中のおうちにはユリが。  一面のゆりとか、ひまわりとかを見たくなる。  高架を越え、小岩警察の斜め前へ。  黒の黒さを知る。  角打ちで380円? だったかな。  店主とお客さんが壁の向こうでずっと話していた。  オペラがごくわずかな小さな音量でかかっている。  それは、悪くない日曜の午後のひとときなのであった。  「オペラって、イタリア語?」  「フランス語じゃないよな」  との、会話を収集。  プッチーニなんてひとが作曲するぐらいだから、イタリア語なんだろうね。モーツァルトの魔笛なんてのもあるぞ。  と、酔った自分の頭も回答を求めている。  さらに、ワインを1杯だけ飲み、退散。  外は西日が強かった。  駅の前を素通りすることが、意志薄弱の自分には出来ず、軽くチューハイと酒を。  わが町に戻る。  ブラジルとパラグアイの試合を見て、ブラジルの個人より、組織を信じてい…

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南千住から上野

 日曜の競馬後は、ものものしい雰囲気。  丸千葉という名店があるらしいが、外に3人ほど座っていたので、素通り。  ま、場所を知っただけで、今日のところは。  じゃ、また、浅草にでも。  喉が渇き、少しアルコールでも入れとくか。  ということで、ここだが。  前に新橋で入ったとこと同じだった。 http://www.four-seeds.co.jp/brand/dengana/  串カツとどて焼き。  大阪、恋しい。  十三と鶴橋という大阪です。  偏った大阪の概念です。  中川家の礼二というひとが真似するひとたちの原型がいた。  次回は、そこに天満橋というところも加えたい。  じゃ、上野まで歩いちゃう。  という、いつもの酒への愛着のルーズさ。  合羽橋。  料理というものが分からない。  3人の男の子は、母の料理がおいしかろうが伝承をすることが不可能なのであった。  ま、男性でも料理ぐらいの世の中なのでしょうが。  この、建物、お気に入り。  上野到着。  汗、びっしょり。  小銭をポケットから取り出し、たきおかでも。  大衆に埋没する自分。  ここにいると悩みもいくらか軽減される。  ずっと前に、友と来たとき、ひとり小奇麗な女の子がひとり、すっと立って飲んでた。  背中が…

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浅草から南千住へ

 あれっ、写真の順番が狂っちゃった。  浅草から南千住へ。  途中には、吉原があって、山谷がある。  つまり、歴史がある。  女性を高みに置きたい(尊敬したい)自分は、商売に貴賎はあらへん、とも思うけど、まあ、あります。  なんのことや。  観光名所になりつつある。  だが、電気のない世界。  暑いな。  黒澤映画は、いつも、暑そうだった。  東武浅草駅。  曳船や鐘淵というディープな場所を越える。  人力車をすすめられるも、ここらにもう百回以上、来てると思うけど、まだ、穴場ってあるのかね?  そろそろ、完成ですか?  地デジ終了。  いや、地上波終了?  ん、なに終了。  ご準備は、お早めに。  ここから、お台場あたりまで行くんでしょうか?  花火も自粛で、夏の豪快さに欠ける。  エネルギーって、なにを使うのが、いいんだろう?  ねこちゃん。  白いねこちゃん。  ザ・定番。  ここも何回、来たのだろう?  だが、新鮮な気持ちを有したいため、はじめてのような態度を。  仲見世。  いつもは、面倒くさく横の道を通るのだが、きょうは、はじめての気分なので、人混みのなかへ。  うるしのような塗られ方。  新しくしたんだよね。  義父に連れられ、浅…

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小石川後楽園

 先週の日曜。  飯田橋で降り、歩道橋を渡り、軽く迷子。  いや、迷える大人。    多分、水戸藩。  徳川時代でありながら、京に天の子がいて、その方針を信じようとしたとか。  多分。  だが、徳川時代。  階級社会。  庶民でありつづけたい。  踏みにじられたい、という欲求。  吉原、なんてとこもあり、繁栄したとか。  ディズニーランド、に行くような気分ですかね。  あそこの真ん中にレーニン像を建てたいという欲求。  しかし、季節の花を見たいという欲求。  記憶という不確かなものが、さらに不確かになっていく。  それを写真に納めておこうという欲求。  15代目の将軍の栄光と葛藤。  こんな政権いらんわ、という投げ出したい欲求。  と、その実行。  で、幕府はなくなります。  会津なんかのひとが、そのとばっちりを受けます。  使う言語が古びてくる。  「あの子と飲む約束しないの?」  「頼んでいるんだけど、なしのつぶてで」  ん? なしのつぶて、って何だ?  自分の口から出て驚いた。  とばっちり?  花を見終えて、中を修復工事なんかをしているので、迂回しつつ、庭園へ。  みどり。  二日酔い。  眼鏡と赤い口紅。  と、とりとめもない言…

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豊洲公園

 GWの最終日。  5月8日。  念願の晴れ。海沿いに行ってみたくなった。  日比谷で有楽町線に乗り換え、豊洲へ。  先ずは、サッポロの500をプシュー、と。  壮大な人体実験をしているのだ。  この辺で小奇麗なマンションを持ち、きれいだけど秘かに浮気を繰り返す妻がいて(わたしだって欲求があるのよ!)、算数をいつまで経っても覚えられない息子がいて(むずかしいな)、さらに、粗相をする犬(ワン!)がいて、なんて人生も面白そうだな、と。  こうして、人生というのを足手まといとの格闘と考える自分がいる。  むかし、坂口安吾という小説家が書いた、不感症だけど、やはり、浮気をする女性というのが出て来て、なんだか、とてもリアルに感じました。  なんのことや?  気に入るということは、はるかに微温的なことだ。  愛することは、この世の中に自分の分身を一つ持つことだ。  それは、自分自身にたいしてのさまざまな顧慮が、倍になることでもある。  そこに愛情の鮮烈さもあるのだが、彼はわずらわしさが倍になることとして、そこから故意に身を遠ざけていた。それは、彼が怠惰なためでもあり、又、感じ易すぎる自分自身にたいして疲れているためでもあった。  吉行淳之介さん。  海にいながらも思考を止められない。  ヴァイオリンを弾きながら、歌う。  という不思議な行為をしているひとがいまし…

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