ザ・フライデー

 昨日は、早めに仕事が終わり、ひとりで飲酒するといろいろと面倒を起こすこのごろを考え、電話をする。  じゃ、虎ノ門でということで、歩きます。  まだまだ路面は暑く、適度に汗をかきます。  これでビールがまずいわけはない。  本屋さんで時間調整をし、合流して飲み屋さんへ。  日本酒の宝庫のような店です。  ある種、ここで数年前、ぼくの日本酒人生がスタートしたといっても過言ではありません・・・  この日も、長野と東京のお酒を4合瓶で2本、堪能しました。  新橋だか、銀座のはずれを歩き、有楽町に行きました。  ぼくの理想のユートピアって、もしかしたらこんな感じかも。  三途の川の向こうには、ここが?  地下鉄で乗れる距離ですけどね。  で、誰かの声が聞きたくなり、携帯のメモリ内の電話番号にかける。  昔は、ちょっと立場が違いましたけど、いまは普通に話せてびっくりします。  なんか、本州のはずれには、このような毎日のめまぐるしさはないようで、そこも電話の向こうで楽園のように感じています。  眠る前に、女性の声をきくのも、やはり、そんなに悪いものではありません。  酒と女性にだらしない、自分の人生を粗大ごみの日にでも捨てられないかと思案中なんですけど・・・  むかしの落語家か!  今日もワインがケースで届く。  それから、それから。  蒸し暑い地下鉄の座席に座り、遠…

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最後の晩餐(夢想家の)

 最後の晩餐は、何を食べようかなと常に考えている。  飲み物は、シャブリの高級な部類のもので、適温に冷えていて、デザートはどこかにあるモンブランの最高においしいもの。  メインはどうしましょう?  ある人は、名古屋のひつまぶしと言っていたが、なんとなく最後っぽくない。  牡蠣にあたるようになってしまったので、明日がなければ思う存分食べてしまうかもね。  会話に困ると、これを題材にする。  ノルひともいれば、考え続けて答えない人もいる。人生への取り組み方などさまざまです。  だが、それはこの店を知る前までの話で、もしかしたら、この店で最後に食事をするのを楽しみにしているのかも。  常磐線で、うちから20分ぐらい。  実家に戻ってきたような居心地の良さで、Tシャツの背中がびっしょりと濡れていたのを服と身体の隙間にタオルを突っ込んで乾かしてくれた。まさに、実家。  二人で、焼酎のボトルを1本空けました。  まあ、最後の晩餐にも2次会があって、赤ワイン数杯を飲むのもありかも。  最後ぐらいは手酌を避けたいなということで、きれいな人にお酒をていねいに注いでもらいたい。  そして、目の前にきれいなひとがいます。  指輪がどっかに嵌まっているけど。  しかし、最近腕立て伏せなんかをして、なかなか死ねない(ご飯も最後になりえない)もんだよな、と実感しております。  腕立て伏せ&腹…

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教えてよ 君のいるとこ いないとこ

 渋谷の宮益坂辺りで「シルビア」というひとを探す映画を見る前に、ちょっと寄り道。  東武線で浅草へ。  途中のふもとで降りるひともいました。  もう観光名所なのでしょう。  で、銀座線のはしからはしへ。  途中で、乗ってくる人たちのタイプが違います。  銀座は銀座らしく、田原町は田原町らしく。  しかし、映画館の前には行列があり、「立ち見」と言われたので、次の回へ。  思いがけず、おざきさんの記念碑が。  ぼくの周りの野蛮な地域では、このひとの音楽を聴いているひとなんか、耳にしたことがありませんでした。  窓ガラスを割る歌を聴くぐらいなら、実際に学校に行って窓ガラスを割ります。  そういう腕っ節が幅を利かすところです。  最終的に、品川庄治の品川さんが歌うのを聴いて、彼の曲に惚れ込みます。  分からないものです。  渋谷に名店があるのを思い出し、時間つぶしをするために戻りますが、開店は5時からでしたので、ほかの店へ。  途中、初めてのデートらしきカップルが、中学2年生ぐらいでしょうかね「原宿どこですか?」  と、道を訊きます。  このために、自分は今日、渋谷を歩いている錯覚が・・・  丁寧に道を教え「この道、明治通りだから歩いて15分から20分ぐらいだよ。電車だと数駅だけど」と、高架の上を指差します。  しかし、彼らは歩くことに決めていたようです。 …

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有楽町であいませう

 7時過ぎに仕事も終わり、どこ行こうかと思っているが、暑いし、それでも野外で飲みたいし、ということで数駅乗って、有楽町へ。  ここは、アジアか? ローマか?  やはり日本か?  ビールで喉を潤します。  仕事帰りのOLさんがたくさんいて、あまり綺麗どころのいない今の職場では、ぼくのガードも4回戦ボクサーのあご並みに弱くなっていきます。  2軒目は地下に降り、前にも行ったことのある焼酎がたくさんある店へ。  思いがけなく、広島の亀齢酒造の日本酒と再会し、それがとても嬉しくがぶ飲みします。  う~ん、うまいですね。  勢いに乗って、3軒目へ。  奥には集団のなかのひとりで、天使のような顔立ちの女の子がいました。  しつこいようですが、職場内にそんな子がいれば、もう少しだけ頑張れるような気もします。  ま、いい訳ですがね。  電車に乗り、連れはどこまで帰るのだろう? かと心配し、地元の駅で後ろから背中を軽めに叩かれる。  天使が訪れたのか?  と、思うも命より大事な文庫本を落としていたようです。  しおりは、きちんと挟まれているのだろうか?  それにしても、あんな状態で本の文字なんか頭に入らないはずなのに。  さて、土曜。  どこに行きましょう?  パスポートを、とりあえずは受け取らないと・・・  「パスポート偽造するって、いちばんやっちゃいけないことだよね?」と、ぼく…

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中目黒

 仕事をささっと終えて、いつもとは反対に行く地下鉄に乗って、週末に向けて浮き足立った人々を見て、自分もそれに参加して、改札を通り抜けます。  元の職場の仲間たちが待っており、男三人であるお店へ。  予約要とのことで、誰かがしてくれ、ただそのひとりとして歩いています。  腰をかがめて入らなければならないほどの低い入り口を通り、席に案内されます。  ビールを片手にまず乾杯。  焼き物主体のお店らしいが、お酒は待ってはくれないので、刺身を。  うまかったですね。  ひさびさにあった知人は、芸術関連に造詣が深く、それらを題材に話す。  画家で天才は誰?  と、ぼくの質問。  ぼくのこころには、ゴッホとレンブラントのみ。  知人曰く、なんだかんだピカソかな。  やっぱりマティスかな、とのこと。普通のひとがピカソと言うと、ほんまかいな? と疑問をもつが、このひとがいうと説得力が。  で、バスキアやら、アンリ・ルソーの稚拙さなんかを説明され、ほどよく酔っていきます。  友人が頼んだ「ノドグロ」というお魚。  あまり食べたことのない味ですが、淡白過ぎず、濃厚すぎず、微妙な味わいです。  一匹ずつ食べた鮎。  この時期は、これですね。  さてと、2軒目ということでピッツァを、と思って行くも、門前払い。  まあね、金曜の夜っていうことで。  残念だが、仕方がない。  ま…

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