February in ROMA(25)

 こうして、正味2日半ぐらいのローマ滞在も、終わりに近づく。  たまに渋谷に行くような気取らない感覚で、ヨーロッパにも行けたらな、と思っている。  両替してきた約¥50,000(310ユーロ)の手持ちの金も底をつき、(それにしてもケチくさい。貯金をしなくて散財してきたつけが)あとは、また地下鉄のピラミデ駅で乗り換え、オスティアンセ駅から、空港前の駅まで5ユーロのチケットを買い、税関を抜け、ローマの旅は、およそ270枚の写真とともに終わるのであった。  1786年11月。ローマにいるゲーテの言葉。 「この地には全世界が結びついている。そしてわたしはローマに足を踏み入れた時から、第二の誕生が、真の再生がはじまるのだ」  さすが、文豪! という言葉でフィニッシュ。  と思ったが、さらに追記。出発が2月中旬で、世はチョコのアレの関係で、ぼくにも他部署の女性から(義理でもなんでも欲しかった。もう)それを貰えるチャンスがあったのだが、 「ローマに行ってるよ!」 「じゃあ、あげなくてもいいですかね?」  との、やりとりがあったらしく、ぼくは幸運を失うのだ。まあ、何かが手に入れば、それ相応の犠牲も払わないとね、とおじさん臭いうんちくで幕切れ。  あまり記憶もよくない性質なので、出発前に小さなノートを買い、夜にメモを取ったりしました。その成果が出ただろうか? 旅行記でも出したいなとか思ったりする。目指せ! 兼高かおる。う~ん古い。

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February in ROMA(24)

 そして、ローマ最後の食事ということになる。体重計がない生活。夜中のダイエット通販のない暮し。  ラスト・サパーとして、ミラノ風カツレツという、薄く叩いてカツを焼いたものを食べたかった。  オープン・カフェ的に路上にテーブルを広げた店で、そのミラノ風カツレツとシーフード・リゾットとラザーニャと白ワイン一本を頼んで、52ユーロ。  歩き過ぎか、この辺でちょっとぐったりしてきた。でも、これ見れば食欲が舞い戻る。  既に靴を購入したため、手持ちは10ユーロぐらいしかなく、あとは出してもらう。ナチュラル・ボーン・ジゴロ。  テーブルの前には天使のような女の子。酔った頭が産んだ幻影か?  でも、もう1ランク上のワインを飲む経済力もほしかったな。

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February in ROMA(23)

 今日は、風景というより、これ!  シャツ・オン・シャツ・・・・・オン・シャツ  最近は、変わったのかもしれないが、一昔前の男性の洋服売り場(日本)は、なんかカラーが乏しかったが、イタリアは、こんな感じ。  花屋の店先のよう。  男性の店って、女性の1000分の1ぐらいか? 伊達男集まる国は意外とか、当然か多い。おしゃれな、ダッフル・コートもあったが、手が出ませんでした。  一店だけ、ひやかし気味に入り、店員さんが「これ、似合うよ!」てきな感じで、服を広げて見せてくれたが、そのまま出てきたら、ちょっと怒りを内心に秘めた対応をされた。  まあ、期待どおりに買っていたら、身がもちません。  シーズンなのか、セール開催中だった。この地にいたら、シャツばかり増えてしまいそう。でも、首の41に合わすと、なぜか腕が、隠れてしまう。悲しい体型。普段、生活している分には、そんな感じはまったくしないのに。  そして、悪ガキと犬。  あと、2回ほどで、さよなら。

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February in ROMA(22)

 2月17日(土)  もう最終日。とかいって長かったが。  ハムとチーズの朝食を食べ、10:30頃にチェック・アウト。忘れ物のないように。  これで見納めの地下鉄B線の終点から電車に乗り、テルミニ駅の荷物預かり所でバックを預ける。料金は5時間、3.8ユーロ。  身軽になった身体で、そこから地下鉄A線に乗り換え、フラミニ駅へ。  ボルゲーゼ公園の入り口。奥には、カラヴァッジオという人の名作が所蔵されているボルゲーゼ美術館(要予約)という所もあるが、広大すぎるので無理です。  ここの駅前のポポロ広場に5年前に来たが、どうしても、もう一度来たかった。  やっと念願が叶う。  なんか、ほっとするスペース。こういう広場って町の中に必要な気がする。  そして、真ん中には塔。  イタリアには、こんな乗り物が流行っているのか?  そこから、スペイン広場まで一駅分、ウインドウ・ショッピングを兼ねぶらぶら歩く。  60ユーロ(1万円弱)ぐらいで、靴を一足買いたい予定だが、何軒かの店をのぞくも見当たらず。 だが、やはり願えばあるもので、65ユーロで茶色というか深緑というか微妙な色合いの靴を購入する。  サイズが分かりにくいが、見当で出してもらった、42は緩すぎ、41はちょっときついかなという感じだった。いま、2ヶ月たって、41は足に馴染み出し、ほっと一安心。

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February in ROMA(21)

 バスに一区間乗り、チルコ・マッシモ(ベン・ハーね。チャールトン・へストン)の歴史にしばし黄昏れ、また、電車内の人になる。  テルミニ駅で乗り換え、ヴィットリオ・エマヌエーレという駅で降りる。その駅の上はすべて公園になっていた。  子供が遊ぶ児童遊園のようなものもはじにあり、遊具などで、子供が遊び、その後、働くお母さんが少しだけ遊ばせた子供を迎える施設にもなっているような気がする。  その周りの商店にいくつか入り、いくつか荷物が増え、一駅ぶん歩きながらテルミニ駅へ。  最初に来たとき、この辺のホテルに泊まったので、記憶にあった飲食店のおいしそうな店が並ぶ通りに出る。  そこで、夕食になり、少し塩辛いリゾット(その微妙な塩辛い味付けが本当にうまい)、パスタ、サルティンボッカ(豚肉の上にさらにベーコンを乗せて焼いた小さいステーキのようなもの)ワイン、レモンチェッロ、ケーキ2つ、エスプレッソで55ユーロぐらい。満腹です。  あとは、地下鉄に乗り、B線の終点へ。  そこで、日本人の女の子2人が不安気にいたので、2日前の自分らと同じような境遇は分かるほど分かるので(やはり、飛行機が遅れたとのこと)、一緒にホテルまで歩く。  「アウトレットとか行きましたか?」との無邪気な質問の彼女たち。  その質問だが、僕は君らと違い、ひたすら歩いていたのだ。  フロントでキーをもらい、彼女たちはチェック・インした姿を見送り、部屋に戻った。(住み慣れ…

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February in ROMA(20)

 また歩く。  べたな観光客になります。  目的地はここ。でも、教会だし、夜まで開いていないよな。  「真実の口」です。古代のマンホールとの説も。  危険を予知していたが、(4:30か5:00くらいで閉まってしまうのではないか?)ぎりぎり、あと後ろ20人位の列で、係員は扉を閉め、数枚のやっつけ仕事てきに写真を記念に納め、出て来る。  なので、ぶれました。オードリーみたいな華奢な女性がぼくにも表れるのだろうか? まあ、夢見る年齢でもないのだが。

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February in ROMA(19)

 そしてだが、つまりトイレを探して、(この国は、意外とこれに困る)美術館の中に入る。  8ユーロなり。  ゆっくりと過ごしたいところだが、そうもいかず、ささっと写真を撮り、入るときは厳重にチェックされたのに、申し訳程度に時間を過ごし、出ることばかり考える。  由来も分からない足の彫刻。  本当は、身体があったのだろうか?  中には、もっと貴重な美術品(絵画も多く)があるようだが、また今度。

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February in ROMA(18)

 まだローマの旅が終わらない。2ヶ月も過ぎているのに・・・  それで、カンピドリオ広場に向かっている。デザインしたのは、またもやミケランジェロ(本業は、彫刻家)さんということになっている。まったく、あふれるほどの才能。  けっこう、歩いたあとの坂道はしんどい。  向かいは、市庁舎。  両側に美術館があり、左がカピトリーノ美術館。右が、コンセルヴァトーリ美術館で、水分の摂取過多などの諸事情で、右に入ります。  PS:劇団ひとりのネタ。  喪主のエレベーターガール。  「父が上へまいります」

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February in ROMA(17)

 ヴェネツィア広場というところを歩き、その前には、ヴィットリア・エマヌエーレ2世記念堂。  前に来たとき、早朝、ツアーで一緒の新婚さんと3人で(ちょー邪魔な人か?)ナポリ方面に行くために、タクシーでここの前を通った。助手席から見た、(後ろは新婚さん)この建物がきれいで、印象的だった。  ここも、ローマの歴史が自然な形で共存している場所。でも、なかに入る方法が分からない。  ナポリで飲んだ「キリストの涙」という旨いワインの味を思い出し、この景色も堪能。しかしである、帰ってきて人のブログを見ていたら、この屋上に出れる? もしくは窓からの風景が眺められることを知り、ショック。やっぱり予習も大事だよね、という戒めを込め、Cリーグのトッティ率いるローマを応援している。マンUなんかに負けるなよな。  そのブログ→http://sawawa.at.webry.info/200703/article_23.html  昼休みにこの人のブログで、ささやかな旅に出たりもする。

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February in ROMA(16)

 つづいて、またコロッセオの方に坂道を下り、フォロ・ロマーノの外縁を歩いている。  一回目の旅行で、丹念に歩いたので今回は割愛。政治を司っていた場所でもあります。  こんなヴィジョンと決断力を持ちたいとも思うユリウス・カエサルさんが殺害された場所でもあります。勉強もかね、「シーザーとクレオパトラ」とかも読まなければならないかもしれませんね。  ヴェネツィア広場周辺。この辺のローマの運転手の、とばすこと、荒っぽいこと。ちょっと恐いです。

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February in ROMA(15)

 また一駅、地下鉄に乗りテルミニ方面に行くと、カブールという駅がある。  ミケランジェロ作のモーゼ像がある教会へ出陣。  その教会は、サン・ピエトロ・イン・ヴィンコリ教会。この彫刻をどうしても見たかったのだ。と、疲れた足と弾んだ心で勢い込んで行ったが、時刻は2:15分。昼休みということで、再び開くのは3時からということなので、昼食タイム。近くのピッツェリアへ。周りは、ちょっと高級なオフィス街というイメージなところだが、ここは庶民に好かれそうなお店。  頼んだものは、ペンネ・アラヴィアータとニョッキ・シチリア風とでも呼ぶべきもの。  ペンネはちょっと辛く、絶妙な味付けで、教会前だが白ワインがかなりすすみました。いままでで最高のペンネは、ここか? トータル20ユーロぐらいだった。  その後、教会に入り、その内部の広さと雰囲気に感動し、お目当てのモーゼ像も謁見。  あれ? ちょっと暗いな。    そう、思っていると隣にコインを投入する箱が。見知らぬ外国の方が、コインを入れるとライトがつくようになっていたのだ。それに、あずかりました。  その後、絵葉書を数枚、買って出てくる。  残像のように残るミケランジェロさんの腕前と、ローソクを灯して祈る人々。  その結果はいかに?

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February in ROMA(14)

 チルコ・マッシモ駅に戻り、一駅乗るとコロッセオ駅です。地下から青空の元に出ると、巨大な建造物が。  感覚的には、横浜球場ぐらいあるように思うのだけど・・・  有名なコロッセオ。迫力が凄すぎます。80年ごろに建てられたので、ざっと1900年以上経っています。でも、写真は、この角度か。  この日は、一人11ユーロを出し、中に入る。上にリフトで登り、そこから見た景色は圧巻です。  周りを見渡しても、稀有な建築群が溢れています。  コンスタンティヌスの凱旋門。人気のないNO1をNO2が破ったために市民から贈られたとの説も。恐い世の中。  近くで撮ると、チップを強要されたりするので、こっそりと。

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February in ROMA(13)

 次は、ローマの中心から段々と離れて、反対の方に歩いて行きます。  向かうはアッピア街道方面へ。  アッピアさんは土木建築王とでもいうべき、幹線道路を作ったり、(敵の襲来も省みず)水道を通したり、(現状でも、充分潤っていたのに)いまでも、その主要な道路のあとは、高速が通っています。詳しくは、「ローマ人の手紙」のインフラ構築編を読むと、見事なまでに、当時の八面六臂の活躍を納得してしまいます。  この旅行で、多分唯一、地図好きが目測を誤った。片道15分ぐらい、車がかっ飛ばす横をこわごわ歩いた。    もちろん足で歩いた分は、見るべき価値があったのだ。でも、自転車があれば、スムーズなのに。  サン・セバスティアーノ門。ここから先は、2000年も前のローマ人も歩き、自分たちの領土を広げて行きました。  来た道をまた戻るというのは、なんかむなしい。もう一度、「チルコ・マッシモ」に戻って、(その間の、ローマ人の運転振りの無謀さ)一駅乗ると、ラッセル・クロウが演じたような男たちの格闘の世界へ。

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February in ROMA(12)

 朝の10:30には支度をすませ、(本来は、もう少し早めに出発したいところだが・・・)地下鉄に乗る。今日は、遺跡が多いです。  7~8駅で、「チルコ・マッシモ」で下車。  今日の一発目は、「カラカラ浴場」という遺跡です。風呂というより大型レジャー施設か、スーパー銭湯みたいな感じだろうか。  以前、そばまで来ていたのだが、知らぬまに過ごしてしまった。  浴場跡なので、もっと、こじんまりしているのかと思っていたら、あまりにも広すぎる。  場所選びがうまいのか、2月なのに強い日差しでちょっと汗ばむが、直ぐに爽快な風で乾く。  運動して、風呂はいって、図書館もあったらしいので、ほてった身体に読書とかもしていたのだろうか?  この空を見て、イタリア・サッカーチームのユニフォーム選びが分かった。  オヤジなので、駄洒落が浮かぶ。風呂だけに、のどが****  場所が良かったので、暇だったら一日ここでぼんやりするところだが、行きたい所が山ほどあるし、入場料を無駄にし、次に向かう。

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February in ROMA(11)

 2月16日(金)  昨夜は、10:30分ごろには眠りに着き、朝の4:00近くには起きていた。  昨夜の収穫物をベッドに並べ、ぱちり。  シャツのデザインって、もう完成されつくしているような。  ロビーのそばのレストランに、朝ごはんを食べに行き、横にある中庭です。ハムの見事な塩加減。いままででベストでした。  卵も食べたかったけど、ありませんでした。でも、少し、物足りないぐらい(ビュッフェなので、自分の取り具合)の方が、昼も夜も、おいしいものが待っているので丁度、良いかも。  この日は、遺跡が多目です。

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February in ROMA(10)

 一日目の夜です。  そこからバルベリーニという駅に向かい、歩いている。一日目のコース作りとしては、ほぼ完璧。  通りの途中でシャツ屋さんがあり、半額セールをしていたので、ちらっとのぞく。のぞいて、手にとって広げれば、もうお得意さんです。でも、体型が、シャツの首周りに合わすと、あっちがあれだし・・・・  結局、シャツを2枚39ユーロという半額セール価格にて購入。  計算です。(39×160=6,240)一枚、3,120円。結構、お買い得でした。  そろそろ、夕飯時刻です。ミスター・サーヴィス業というような店員の給仕でいただける幸運に恵まれました。  コースで4品18ユーロ。  ●サラミ・パスタ・ステーキ・フルーツ  ●ナスの盛り合わせ(いろいろな調理法で)・スープ・イカと海老のフライ・フルーツ  の2種類から選び、ぼくは後者です。    ハーフワインとカクテルを含んで55ユーロ(¥8,800)ぐらいでした。  帰りには、カーネーションのプレゼントが。造花だと思っていましたが、翌日には枯れてしまったので、まさに本物でした。  そこから、9時近くに地下鉄に乗り、9時半過ぎにホテルに着く。  先刻のキャンティを数杯飲み、足のむくみと共に就寝。  明日に備えるのだ。  旅行記を一冊でもいいから残したいなと思っているが、これで一応お茶を濁します。

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February in ROMA(9)

 次の目的地に向かうため、さらに10数分歩いている。  途中で、夜に飲む用のキャンティを9ユーロで買う。(1,440円。またもや感覚的には1,200円ぐらい。こう考えると1ユーロ=145円ぐらいが妥当か)  その夜、部屋に戻って飲んだが、嫌味が全然なく、フレッシュな味わいでした。もう少し高目のものにトライしたいが、庶民丸出し。  荷物は重くなるが、こころは軽やか。再会の旅。  トレヴィの泉です。  コインを投げ入れた訳でもないのだが、ここに来るのは三度目を迎える。  人で賑わっています。  ぼくも群集と共に夕暮れを楽しんでいます。  フェリーニという映画監督がいて、ここを舞台に「甘い生活」の1シーンを撮り、その中でアニタ・エクバーグがこの中に入ります。今は、背中越しにコインを投げ入れる人が多くいます。  ちょっと歩き、泉の横のカラフルなお店。そろそろ夜に突入します。

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February in ROMA(8)

 一日目の16:00ぐらいだろうか。それにしても、よく歩く。  続いては、パンテオン。  リフォーム家、再構築マエストロ、ハドリアヌス帝が、いまのような形というか状態にしたらしい。それにしても現存していることが凄い。  美しいの一言です。また、異様な圧力感があります。  世界中のすべての人が、人類の遺産として、一度は目にした方が良いとか思ったりします。もちろん、経済的に、体力的に、精神的に許されない境遇の人も多くいるのは知っていますが。  ここは、二回目に来たときに感動し、また訪れてみたかった。本当は、あんな建物なかったのではないか? と、自分の疑問を払拭するため。  パンテオンのインサイドです。天井の穴が開いているように見えるのは、実際に穴がぽっかりと開いています。雨が降った後なので、床が少し濡れています。この辺がイタリアらしい大らかさとでもいいましょうか。  世界最高の画家の一人、ラファエロさんがここで永眠したいという無理を言い、それが実行されています。もちろん、あの技術を有している、現在も色褪せない人物を描いた業績ある人なので誰も異存はないでしょう。

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February in ROMA(7)

 降りて、昼食を食べることになり、この頃には2:00を過ぎていた。   トラットリアとかピッツェリアとか定番的な庶民のお店を探す。あまり観光客の多そうな店はちょっと嫌だけど。  メニューを凝視し、? とりあえずピザとボロネーゼ(麺です)白ワイン一本(8ユーロ。お金のことばかり書くのは、誰かの参考のためと、次の予算の組み立てのため)で、合計20ユーロぐらいだった。  若い子がはじめてデートに行くのには合格点のような店。隣の席では「ギャートルズ」そのままの骨のついた肉があったけど、なぜか手をつけていなかった。名前はなんて言うのだろう。  ここでの失敗は、食べ始めてから写真を撮ることを忘れていたことに気づき、見せられないような思い出となってしまったので割愛。  もう一つの、今日の期待感の膨らむ場所、ナヴォーナ広場に向かう。途中、ジェラート屋にまたもや寄り道し、本日2度目のアイス。我はカップ派。マロン・グラッセ風味という素晴らしい味。  ワンポイント・レッスンを受け、こうした2種類や複数のアイスを組み合わせる場合、一つは甘いもので、もう一つは、酸っぱい感じのするラズベリーとかを組み合わせるのが理想とのことです。納得。  ここで軽く迷子になり、ナヴォーナ・スクエアはどこですか? とジェラート屋のおばちゃんに訊き、解決。あとは前進あるのみ。だが、人間の悲しいさが。トイレを探す旅。とりあえず、満腹感を瞬時にいやすエスプレッソを0.77ユー…

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February in ROMA(6)

 また、だらだらとサンタンジェロ城に戻り、すでに懐かしみをおぼえる。  ここで、8ユーロ(¥1,280相当。だが、こっちの感覚的は1,000円ちょい。なんか日本円のだらしなさ感を身にしみて)を払って、入城。上に登るにはらせん状の廊下があり、そこを辿ると自然と外へ出る仕組み。  いつの間にか、目の前に展望が開ける。  ローマは上から見ても、きれいな街並みだった。証明はいらなかったのかもしれないが。  こんな風景を眺めると、自分が高貴な人格を持っているような勘違いを、我輩は致しております。  すいす~いっと。

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February in ROMA(5)

 まだ一日目のローマ。13:30~14:00くらい。  サンタンジェロ城を正面に見て、左側に目を移すと、真っ直ぐにサンピエトロ寺院が見える。  遠くからでも、賑わっているのが垣間見える。  対象物が見えるので、そんなに遠くは感じないが、それでも15分以上は歩いただろうか。結構、石畳になれないと、疲労が蓄積されていく。  この通りは写真に納まりたい人が多いらしく、撮ったり、撮られたり。この体験だけは言葉もいらず、全世界共通です。手にシャッターをかざす振りをし、カメラを手渡せば。  広場のデザインもミケランジェロさん。中に展示されているのは世界の至宝、若きミケランジェロが刻み込んだイエスを抱くマリア、その名も「ピエタ」という傑作彫刻があるが、あまりの長蛇の列にこころが萎え、やっぱり入りませんでした。もし、次回という機会があれば、これだけでも見てこようかなと思っております。  大理石の柱。この裏には、ヴァチカン博物館があり、一度目に行った。滅多に借りることもないが、(芸術に解説は必要か?)この時ばかりは音声ガイドを借りた。    あまりの傑作群ばかりで、途中から大事なものということを忘れる。  ある日、聞きかじったこと。「イタリアには売ってしまえば、多くの人が遊んで暮らせるほどの価値ある芸術作品がある。経済的繁栄とかいうけど、あなたたちは、そういうものをもっているかしら?」みたいなニュアンスの言葉。そうです、何もありません。  歩き…

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February in ROMA(4)

 今回の旅行のピークの一つというか、やっぱり一番これを楽しみにしてきたのだろう。  15日の続きの午後1:00~1:30くらい。  サンタンジェロ城。この丸いデザイン。  ワンダフル! 素晴らしいの一言です。長年、これを見ることを夢見ていました。一日目のコースにこれを選んでよかった。  これを目前に見るには、橋を渡らなければならない。  古代のローマ人は領土を広げる時に、どこに行っても直ぐ橋を渡してしまうそうだ。それを見ると、その土木建築能力に圧倒され、敵の気持ちが萎えて行くそう。  例えが、良くないかもしれないが、スペシャルな引越し屋もあっという間に、養生をして、荷物の移動を速やかにし、また養生をはがし、何事もなかったかのように仕事を終えている。そんな感じかね。でも、美しい橋。このデザインも見事です。  美人を四方から眺めて飽きないように、この建造物をあらゆる角度で眺め回す。堪能です。  目指して歩く道中の両側の欄干には、数体の天使の彫刻が。  ようこそローマへ。日本人は季節ごとに洋服を着せちゃうような無謀なことをしそうだけど。  いったんサンタンジェロ城から離れますが、あとで戻って、この中に入りらせん状に登り、上空からも眺めます。

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February in ROMA(3)

2月15日(木)  12:30~13:00ぐらい。まだ水辺を歩いている。  地図好きの効果か、大体の距離感がつかめて(もしくは、マーキングの犬)、今までのところ、あまり間違いもない。  場所的には、カヴール橋から、ウンベルト一世橋の間。  ヨーロッパって、結局、教会か? と言った人がいたみたいだけど、まあそれも一理あり。  また、こりずに。ミラノにも有名な教会があるけど(まだ見ていない)、天にも届けと先が尖って行く。  ここは、天ではなく実際の地上の裁判所。こんなデザインを子供のころから見ていたら、それは年数を経れば、創作力に大きな差が出るでしょう! もう。  バイクのおじさん越しに、サン・ピエトロ寺院が。コンクラーベ(根比べと首相が失言しましたっけ)で決まった新しい法王さんの住まいでもあります。遠くで見るぐらいが丁度良いのだろうか? あとで行くけど。  さっきの裁判所を正面から。ぼくも人生の無罪を勝ち取るぞ。

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February in ROMA(2)

 2月15日(木)  12:00~12:30ぐらい。  コルソ通りというところを歩いている。ガイドでは、あまり観光客が訪れないと書いてあるアウグストゥス帝廟に向かっている。  遺跡めぐりと買い物が交互にできる楽しい町。どちらかに限定できないタイプにもお勧めだ。  普通に町のいたるところに素敵な建物が。目的地はこれ。  死んだライオンより、生きている犬の方がまし、との言葉があるが、死んだ皇帝(アウグストゥス)より、生きている庶民のほうが、よっぽど素晴らしく感じたりもする。  ちなみに8月(August)の語源は、この人の名前が由来とのこと。さらにちなみに7月(July)はユリウス・カエサルさんの名前をもとに。現在なら、タカ&トシ風に「ブルータス、お前もか!」  現代的なデザインの建物もあり。  後ろを振り返れば、また素敵な風景。  川のそばで子供のころから育ってきたので、水が流れていると安心する。もう雨もやんできました。  テヴェレ河。建国の言い伝えとして、ロムルスとレムスの双子がこの河に流されたそうだ。文明には、愉快な伝説がある。自分のルーツをデフォルメして、伝説化していくところにもまた面白みが。  ・・・全然すすんでいない。

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February in ROMA(1)

 3泊5日という強行突破的な、スケジュールのローマ周遊記。2日間は無理な姿勢で、機内に収容されていた。その甲斐はあったのか?  ついでに、  32才。(2001年10月)  34才。(2003年11月)  37才。(2007年02月)と、三回目のローマ。  最近の海外旅行は、すべてイタリアという自分の融通のきかなさ。  そのローマ周遊記を数枚の写真とともにお届けします。飛脚のような足をもっていることに何より感謝しています。  2月14日。(水)スタートは東京から。  5:30に家を出る。各駅に揺られ、7:00に成田空港に到着。安い旅行のせいか、三時間ほど乗り、北京に到着。さらに出国の荷物検査の姉ちゃんの態度が、もの凄く悪かった。あまりの酷さに怒りを越え、笑いに。まあ、普通の社会人としてびっくりしました。オリンピックを国家の行事として盛大にしたくないのだろうか?  乗換えで待っている間、喉が渇きビールを飲みたかったが、「元」という単位のお金を持っていなかったので断念。  北京の空港は一階のみみたいで、搭乗するときは常にバスに乗る。  気温は、外は寒そうだが、空港内は暖かい。  まだ、北京にいる。飛行機が故障か? 機械トラブルらしく待たされる。そのかわりにコーラを貰える。炭酸がすくないような、それでいくらか甘いような味がする。  でも、なかなか出発しない。  結局、約2時間後に出発。それだけ、ローマ滞在時間が減った。  機内…

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