甘草屋敷(旧高野家住宅)

 はじめと終わり。  はじめがあれば、終わりもあるのだ。  塩山駅から降りて、歩いて1分ほど。  自転車を担保はとられるが、無料で貸してくれた。  感謝です。  おみなえしですかね。  電動自転車の試乗をして、いざ、出発。  ここが、乗降駅。  ちなみに青春18切符を購入してもらった。  一日2300円。  それに、手数料100円。安いもんだ。  戦国武将。  いちばん、強かったということだが、活躍する場所が悪かった。  上杉謙信さんも同じ状態ですとのこと。  甲州のヤンキーなんかいても、恐くない。  足立区や、葛飾の無茶なヤンキーのほうが、それは恐いというもんです。  事件は、現場で起こっている。  駅構内には、こんなものがあった。  この後、吉祥寺で途中下車して、JAZZでも聴くか、ということだったのですが疲労(確実に寝ちゃうでしょう)で割愛。  缶ビールを買い込み、車内のひと。  ここでも、好みの差。  ぼくは、サッポロ。昔のパリーグの選手のような地味な、だが実力があるような味です。  友は、キリン。他に種類がないときしか買わない。  だが、いま、日常的に家で飲んでいるのは、キリンの黒。  スタウト。3ケースを買ったので、しばらくは。  で、吉祥寺がなくなった自分らは、東十条の酒場を攻める…

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ぶどうの丘

 坂の上にあった。  前に来たことがあるので、知っていた。歩き? と旅前に提案されたが、無理であることも知っていた。 http://keiretsusakuhin.at.webry.info/200804/article_3.html  3年半ほど前。  時間は過ぎ去る。  自転車を懸命にこぎ、坂道をのぼっていきます。  疲労で、ちょっと酒なんかいいか、という気分になっています。  で、ひざ、わらいます。  しかし、せっかく来たのだから1100円のカップを買い、試飲開始。  白と、甘い白から赤に行き、疲れた身体が欲したのは、ブランデーのような、いや梅酒のような甘い白でした。  だらだらと、酒を飲みたいところですが、自転車を16時までに返さなあかん状況なので、リミットの3時20分ぐらいまで試飲。  お金がある夫婦になって、毎日、外で二人でへべれけになることが、ぼくのささやかな望みだった。  でも、同行者は男性。  それも、いい感じに風体の悪い男性です。  ある立ち飲み屋で、知らない客に「うるせぃんだよ!」と、小声で毒づいたらしいが、知らなければ、ぼくなら即あやまります。  カツ上げされた中学生なみに、あやまります。  そんな、外見です。  たまに、南米辺りの麻薬密売人のようにも感じます。  こころは、優しいのかもしれませんが、外見は外見です。  ですがね、…

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甲斐ワイナリー(小さめ)

 レンタル・サイクルを借り、はじめのワイナリー。  小さいけど、見所多目。  トルストイの「戦争と平和」か、モーパッサンの数ページの短編が、どちらがより真実を写しているかは分からないようなもの。  家族で作業を行っていて、大規模には経営していない。  好きなものを、好きなだけ、という感じです。  店内もさっぱりとしていて、好印象だけが残りました。  息子さんの方が、工場内の説明もしてくださり、丁度良い言葉数の説明と、音量で、この日一日を占う予感ともなりました。  旅なんてものは、出会う人間に左右されるものです。  ここ以外でしたが、イライラさんが1名いたが、それは、あれこれ迷うお客さんに対しては、仕様がない対応だったのでしょう。  奥床しい建物。  直ぐとなりには、ぶどう園。  ここで取れたものを、さきほどの工場で、圧搾とかするのでしょう。  この辺で、そういう生活も良いものだろうな、と、いろいろと苦労も感じ取れる年代ですが、ただ単純にそう思います。  ま、満員電車や、車内で化粧をする女性を見たりするよりは、よっぽど、いいです。  電車で、ひげそる男性っている?  友人は、ワインを1本購入。  ぼくは、ただ、やぶ蚊に刺されている。  途方に暮れる。  次の場所では、試飲でもできるのだろうか?  という期待。…

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マンズ・マンズ・マンズ・ワイン

 9月は、台風から始まった。  だが、ぼくのこころは、8月の山梨に残されたままだった。  寅さんは勝手に恋の相手にのぼせ上り、勝手に失恋をして、また、旅に出る。  これを、ダルビッシュ並みに連投して、それが映画になった。  2代目、寅さんの「いやらしきジローラモ・激闘のお台場編」という映画を、山田洋次さんぐらいの才能があれば、撮って見たい。  青空に飛び出し、日焼けをして、気になった酒を飲み、また旅に出る。いくつかの仕事後に出会った女性の笑顔を思い出にして。  これも、ぼくの大切な人生。  と、愚かな記憶。  マンズワイン。  女性から見れば、ウーマンズ・ワイン。  軽めの下り坂を自転車でころがし、到着。  ただの試飲と、高目のクオリティーのワインは500円で4杯の試飲。  ちょっとの量が、2次会体質の自分は、呼び水となり、もう滅法酒を飲みたくなります。  でも、買わない。  重いから。  通常の酒も12本をネットで買い、配達してもらう。  ある日の自分。  佐渡に住む、元北朝鮮の捕虜のような風貌が。  イノセント&エレガント。  地下に降りた、かび臭い場所。  まだ、髪があった自分。  これからも、どうぞ、よろしくね。  青空。で、日焼けした。  行きの電車では、「合羽でも買うか? という会話があ…

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シャンモリワイン

 お昼過ぎ。  でも、お昼ご飯はまだ。  酒飲み体質は、ただ、満腹がこわい。  山梨で、ワイナリーで、バーベキューって何ぞや?  ということで、レストランでもあれば。  ここをチョイスした動機は、知らずじまいだが、併設のレストランもあり、まあ、ちょっくら昼飯でも。  ご機嫌ですね。  しかし、料理の品定めやチョイスに失敗したのか、出てきたお皿のなかの味付けが薄いとかで、同行者は塩や胡椒を満遍なく皿のなかに振り掛けている。  ぼくは、困ったときの魚。  さらに、困ったときの金目。  郷に入りては、号令に従え、ということで、意外とマナーも知っております。  マナーの限界も知っており、その破綻も大好きです。  地元の野菜なのか、普段はサラダも食わんので、緑過多な野菜もおいしゅう、いただきました。  関係ないが、サッカーのクライフというひとは、  「勝つときは、汚くても、まあ、ようござんす。しかし、負けるときは、美しく負けるべきであります」  とか、言いました。  いつも、ボクサーのいんちき臭い勝負を見ると、一流サッカー選手の美学を思い出します。  ワイナリーと関係ないが、恥と美学の置き所が同行者と違うことに、いささかショックを受けております。  それは、次回にでも。  バルセロナの勝つときの美学は、やはり、どんなスポーツより美しく、サッカーというスポーツが世界…

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旧田中銀行

 ワイナリーとワイナリーの間を自転車で爆走中。  やばい、珍しい洋館風の建物が。  写真を撮りたい。  で、停まって、カメラを。  中も入れそう。  で、入ってしまった。  そんなに、時間も残されていないのに。  こんなとこに、いるはずもないのに。  日本の王様の家族が前の宿に疎開されていたらしく、ここの2階にその関係者が泊まったため、2階は、いまは畳。  その前は、郵便局のはじめで、銀行になったとか。  その資産をもって、つくったひとは、満州に渡ったとかで、ここは別のひと(組織)に譲渡。  もともとは、宿場町のメイン・ストリートだったらしいが、いまは閑散としている。  宿場町と国道の違いでしょう。  祖父も、頭の出来が良いひとだったらしく、何のためだかしらないが、満州に渡り、我が父はそこで生誕。  家族は日本に戻り、その20数年後にぼくが生まれる。  歴史は、そんなに前でもない。  説明するのは、ボランティアのおじさん。  会話は、世界でいちばん重要なものだと、いまでは、認識している。  いまだに、若い男性も居酒屋で、「生」「モツ煮」と5語で、自分の要求を満たしたことに、いささかのショックを受けました。  お願いしますとか、シルブプレ、とか、プリーズとか、言葉を増やすことは、できんのやろか?  童謡を聴かせてもろた!  宝塚…

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ハーブ庭園 旅日記

 友に誘われ、勝沼へ。  ワイナリー巡りということだが、お花さん大好きな自分(う~ん、メルヘンチック)は、ここもルートに入れてもらう。  雨の心配もあったが、なんだか快晴です。  入場無料。    さらに室内には、無料の冷たいタオルもあって、無料の店員さんの可愛い笑顔があって、満足です。  写真を指差し、「こんなひまわり、まだある?」と訊くも、  「ちょっと、今日、元気ないみたいです」  ま、ぼくの身体並みか。  なぜか、子どもは恐竜が好き。  おじさんは、酒が好き。  女の子は、ケーキとソフトクリームが好き。  ある日の自分。  地下鉄内で座れたときの自分。  さてと、一周するか。  これが見たかった。  一面のひまわりというのを夏の最終地点で見れる喜び。  ヘンリー・マンシーニの音楽がどこからか。  受売りですけど、ひまわりもハーブらしいです。  難といえば、アーティチョークとかがあれば、とげとげを写真に撮りたかった。  今日のお供。  ま、細かいことを言えば、飲酒運転です。  初、電動自転車。  これが、なかったら、無理やった。  坂のアップダウンにも応えてくれたが、42才のおじさんが、ランス・アームストロングにはなれないことも気付かせてくれた。  でも、下りの坂道…

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東沢大橋とまきば公園

 バスに揺られ、写真が撮れそうなところへ。  紅い橋があって、展望台の前のバス停で下車。  なかなか絵になりますね。  しかし、段々と曇ってきた。  八ヶ岳って、どこなんだ?  橋を渡り、裏側から牧場へ。  紅葉の時期に来るのもありかもね。  孤独な羊。  観光客が、だいたいは一回ぐらい泣き真似をしています。  「メ~」だとか「モ~」だとか。  解放される良いところですね。  地ビール片手に、のんびりします。  やることが尽きたので、バス停で数駅先の温泉へ。  この駅のそばです。  35、6℃の露天風呂でだらだらと浸かっておりました。  足を酷使したので、疲れがとれていきます。  その後、奥の畳が敷いてある座敷で、つまらないテレビを見ながら、ビールやチューハイを飲んでいます。  後ろでは、賢そうな女の子と、これも小学生ぐらいの弟君がおじいちゃんとおばあちゃん相手にトランプのルールを教え、楽しそうに遊んでいました。  日曜の夕方前の悪くない光景です。  両親は、なにをしているんでしょうね?  孫に囲まれて絶命する、という瞬間を期待していたが、まあこうなったら無理でしょう。  しかし、これも人生です。  電車の時間に合わせ、そこを出ます。  あっさりと2日は終わり、また蒸し暑い東京に戻るのか?  夕飯を、…

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清里駅周辺

 そうだ、旅をしていたんだ。  吐竜の滝を見てから、駅まで歩きました。  見知らぬ土地を足の裏をつかって歩くことがたまらなく好きなのだ。  駅に着いて、あと半日ぐらいの行程を考えます。  駅前の観光案内所でざっくりと、今日の予定を作り、時間があるので、食事とビールでも。  ほうとうとサッポロ。  放蕩とラルフローレン・ポロ。  強盗と発砲。  途中の道には、こんなものが。  人間に生まれて良かったな。  トンボもいます。  で、時間になって周遊バスのチケットを買い、ちょっとぐるりと回ってみます。  ※今日は7時前に職場を出られた。嬉しいな。  この時期の工場からの排出がないためかきれいな東京の青空が好き。  ※坂本九43才。バド・パウエル42才。  ジャズ界の天才って、このひとのみ。  そうなると、ぼくも見切りをつけるタイミング(もちろん天才じゃないけど)を失っているのかもしれない。  「夭折」という言葉だけを憧れて生きてきたのに。

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武田信玄と平山郁夫

 三分一湧水というところ。  1/3が湧水で、あと何やん?  と考えたが、喧嘩を仲裁するらしく、きちんと3方向に水を供給するシステムのようです。  武田信玄さんが考えたとか。  手を入れると、ヒヤッとします。  素っ裸になって、このまま浸かったら気持ちいいだろうな、とか考えましたけど、逮捕されてもなんだし。  写真の枠外ですが、左右にも同じ量の水が落ちています。  暑いのか、犬が寝ています。  なんの悩みも、向上心もないみたいです。  うらやましいです。  合戦場があって、武田信玄がここに座った石だとか。  まあ、眉唾というか、うさんくさいというか・・・  真実ってむずかしいです。  やっと、コンビニを見つけ、本日ビール3杯目。  キリンから、昼はエビスで、それで最後はサッポロです。  疲れているのか、なんか苦く感じました。  甘いソフトクリームとかが良いのかなと考えたり。  駅のそばにはシルクロードを題材とした美術館が。  多分、もう来ることもないだろうと思い、中に入る。  仏像が、なんかびっくりするほど男前で、きれいな女性が食い入るように熱心に鑑賞していました。  実際に使った絵の具(鉱石みたいなものも)なども並べられ、あのぐらいのたくさんの種類を必要とする細かい絵の世界が、実在していることに感嘆します。  奈良の絵をフューチャーしていま…

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身曾岐神社と植物園

 歩いているとみそぎ神社という看板が。  別に急ぐ予定もないので寄り道。  昼ごはんを食べていると、店の人に「ホース祭り行った?」  と訊かれた。  なんか馬のイベントがあったみたいです。  残念ですね。  由緒正しい能楽堂があるみたいで奥に進みます。  凄いですね。  右側が貴賓席みたいでオペラで言うところの高い入場料の席ってな感じですかね。  誰かのライブがあるみたいで用意をしていました。  日本のこころ。  伝統の技。  わび、さび。  とあまり興味もないので淡白に。  本来の目的である植物園へ。  カラフルな花々があるというところとは違うみたいです。  実際の食用の植物を非営利的に育てているみたいです。  栗とか、きのことか。  アーティチョークだって。  この下の果肉の部分を食べるんでしょうね。  まだ、未体験です。  それが、ずっと続きそうですが。  雨が降り出しそうで蒸し暑くなってきたので、東屋みたいなところで目をつぶっていたら、眠ってしまった。  目が覚めると、こんなところでなにしているんだ?  という感想が。  もう、どうでもいいや! という投げやりな態度でまた歩き出します。  どこへ向かえば良いのだ?  甲斐小泉という駅まで歩けるのか?  と、また考…

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リゾナーレ素通り

 「で、小淵沢でどこあたりに泊まったらいいですかね?」  と会話があったあと名前がでたのがここ。  安い旅行をしている自分にとっては、問題外でしたけど。  イタリアの建築家「マリオ・ベリーニ」さん作とか。  建築士がいるいまの職場。  なんだっけ、あのイタリアのデザイナー?  と、訊かれるもデザイナーといったら、アルマーニしか浮かばない知識の貧困さ。  まったくね。  横には、高級な商店街があって、なんか異国にいるようです。  リュックを背負った旅人が通るところではないのかも・・・  なんか、リゾートとか、ちょいバブルの匂いがします。  こんなところより、赤羽の安酒場のほうが本気で居心地が良かったりします。  残念だけどね。  しかし、大きな犬を連れて、ここを歩くのも楽しいかも。  なぜ、わたしはそのような人生を放棄したのだろう?  さあね。  ここを去ったら、突然、お腹が減り始め、山ん中に食べさせてくれそうなところがあるのか考えるも、1軒だけ見つかりました。  また、ビールが欲しくなる時間と疲労です。  それにしても、暑かった。

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花パークフィオーレ小淵沢

 駅から15分ぐらいだと書いてあったが、たぶん、それぐらい。  途中、中学校の教室から吹奏楽部らしい練習の音がきこえてきます。  ま、夏のある一日です。  オブジェがあって。  簡単な地図2枚だけを仕事中に打ち出し、それが歩ける道なのか検証もせず、向かいました。  カブトムシと同じです。  ただ、迷子体験をしたいだけなのかもしれません。  毎日、誰に了承を得るわけでもなく、仕事の段取りを頭の中でこさえて、それを黙々とこなす、ということに対する抵抗とも反発とも呼べるかもしれません。  ただ、野良犬のように優しいひとを探し、ハイエナのように嗅覚をとがらし、楽しいものを見つけているだけかもね。  名前の分からない花に感動し・・・  カラフルなものにこころ慰められ。  黒い洋服ばかり着るひとは、ベッキーに怒られろ、と頭の中で考え・・・  てふてふが飛んで・・・  山ゆりですかね・・・  ラベンダーの色と匂いにノックアウトです。  ここ、これでも無料です。  素晴らしいですね。  最終的には、いつもこれ。  このコマーシャルに出ている人に対する、いささか反抗気味の野球論。  野球というスポーツは、90勝60敗ぐらいして、6チームだか8チームが勝ち抜き、最後には2チームが先に4勝するというスポーツ。  そういう成り立ちだと思います。 …

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小淵沢郷土資料館

 1日目、駅に着いてからです。  古い家屋が目的だった。  となりには資料館が。  もっと、遠くにはウイスキーの工場があるらしいが、車を持っていない自分には距離がありすぎます。  で、歩いて行ける場所まで。  しかし、系統だってなにかを収集したり、保存しようという意図はないみたいです。  ただ、むかしのものを寄せ集めたみたいです。  で、目の可愛い動物がいます。  こんなものがあれば、それは満足です。  となりの古い家屋には、囲炉裏が。  藁葺きの屋根を直すのに、予算がどうとか言っていました。  日焼け止め、買うべきだったな。  でも、コンビニもないしな、と旅のスタートにしては、ちょい準備不足です。

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吐竜の滝

 2日目の午前。  バスがあるらしいが「甲斐大泉」から距離的に3.5キロということなので、35分ぐらいか?   なら、歩いちゃえ、という無謀なことをするが、まあ後悔します。  こんな旅の仕方、10代後半の方法論ですが、その当時は世界中の本を読み尽くすということに没頭していたので、後追いてきに41才の自分が無茶をします。  覚えたくもなかったが、滝を撮るのに、シャッタースピードを遅くし、その分遅くなるので手振れが恐いため、ちっちゃなオレの三脚を持参し、岩の上に陣取ります。  カメラマンって、自分の写真に没頭し、良い写真のためならひとのアングルとか関係なく、前に陣取ります。  なんか、その辺がたまらなく嫌になります。  エジュケーションって、究極的には遠慮のことだと思うんですけど。  まあ、それでも現段階と自分のカメラでは、なかなかまとまな写真が撮れました。  もうちょっと上流に行こうかなと山道を登るも、ぬかるんだ道で転がりそうになり、スニーカーは汚れるし、尻餅をギリギリ耐え、という感じで一気にトーンダウンです。  山をなめちゃいけませんね。  結局、また下に戻り、清里まで3キロという表示を鵜呑みにし、(30分?)ここで既に6.5キロを歩きました。  一日で、多分、10キロぐらい走破したことでしょう。  だが、東京だと新宿から日比谷ぐらいだとのことで、なら歩けそうだな、と健脚の自分は考…

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小淵沢

 ある仕事が終わりそうな夕暮れ。  ぼくが、知らない町をウロウロするのが好きであるということが大前提。  山登りが好きな女性がおり(バブルとかジュリアナ世代とか、たまに、ぼくがからかっている)あずさ回数券があって都合がつかなくなり(それ、なんのチケット?)小淵沢ぐらいまでいけるんだけど(そこ、どこ?)あげるんで行く?  と、訊かれた。  まあ、貰いましょう。  ということでホテルぐらいはなんとか探そうと考える。  なんだ、ネットで調べればいいとこじゃん。  避暑ということだと栃木あたりを考える、こっちの人。  中央道って、なんかトラウマになるぐらいの渋滞がね。  しかし、「やっぱり、いくことになった。ごめんね」  というあっさりとした言葉とともに、ぼくの7月前半の予定が狂う。  まあ、女性って自分の利益を中心に生きているものですからね。  「B型ですよ!」とは、別のひとの弁。  でも、ぼくの産まれてしまった小淵沢へ行きたい気持ちをどうなだめようか?  結局、なだめられないので、チケットを金券ショップで往復7,680円で買い、(まともなコンサート1回ぶんか)そのままみどりのなんとかで指定席に変えてもらい、安い山小屋みたいなところを4,500円で予約し、なんとか行くことにしました。  ただだったら、甘いワインでもお土産にして、ご破算にして、と考えたが、自分のお金であれば、なんの気兼ねもありません。 …

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