非通知

 たまに、着信の履歴にのこらないものも。

 かけ直したいも、不可能。

 なぜなら、非通知。


 過去の栄光にぶら下がる自分。不確かな不透明な栄光。


 学生時代に、無言電話がある。やはり、そばにいる家族が順番に出る。

 そんなのをかけるのは、ぼくの同級生の女子ということに、母も兄も断定している。

 兄には、そんな回りくどいことをする女性は存在しないようだ。


 「きちんと、名乗って、取り次いでもらって、会話を成立させればいいのに!」

 ということが、母と兄の共通した考え。

 まどろっこしさを嫌うという単純なる美徳とも。


 ぼくは、シャイな人間もいるんだよ、とか思うも、結局は話さない人は分からない。



 それで、今更ながら、このふたりには悪意というものがかけらもないように思えてくる。

 一方は、結婚して家を出て20年ぐらい、もう一方はぼくが別のところに住み15年ぐらい、もういっしょに生活することから離れたが、なんだか、良いひとたちだったんだなとか思う。

 でも、言わない。

 

 この前、ある居酒屋に10年間で10回か通ったのも、少ないな、とか思うも、実家に帰ったのもそれと大差がない。

 実家と、たまにしかいかないぐらいの居酒屋が同等。


 これが、親不孝の現行犯です!

 と、いつか自分は逮捕されるのかも。





 で、非通知って気持ち悪い。

 名乗って、取り次いで、会話を成立させる。まっとうであった自分の家族。

 違う系列である流れに淀むぼく自身。

 では、充電を。

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