トニー・スコット監督。
True Romanceは名作です。
兄弟は、リドリー・スコット。
才能あふれるふたり。
わたくし、トム・クルーズに負けていない部分があった。
ただ、離婚していないだけ。結婚していないから。
まあ、もてないからね、彼ほど。
にがっ。
その何人かの妻のひとりだったひとの映画。
「マーゴット・ウェディング」
MARGOT AT THE WEDDING
この At the こそが意味があって、邦題から抜いちゃいけないと思うけど。
辛らつな映画。
そのなかで、しみじみと歌われた曲があった。
アメリカの映画って、こうして、あまりにも大メジャーの曲をつかわずに、普通に自然に入り込ませて成功させる。
日本の曲で、こういう中間ぐらいの曲って、どういう感じなんだろう?
大ヒットではないけど、なんとなく口ずさめる。
「いとしのエリー」でもなく、「上を向いて歩こう」でも、ない。
すると、みちのくひとり旅。
襟裳岬。
襟裳の春は~♪
映画の最後のロール部分を見るか否か。
音楽が好きな自分は、最後に使われた曲を確認するため、最後まで見なければならない。
え、あのひとの作曲か?
そういう発見も。
クリント・イーストウッドの「ピアノ・ブルース」というブルース・ピアノの系譜の映画も見た。
ずっと、見逃していた。
そこのエピソード。
大草原にピアノだけ1台置き、このピアノのファッツ・ドミノが演奏をはじめると、ヘラジカ数頭が首をかたむけ、音楽に聞き惚れ、演奏が終わると、ゆっくり立ち去ったそうである。
「みんな、ブギウギが好きなんだよね」との監督の弁。
なんか、あり得そうな情景でした。
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