両側からの真実

 フェルメールのあの少女。

 ラピスラズリ。

 青いターバン。

 館内でもらった作品解説。無料。


 人々は、なかなかその絵の前を動かない。

 あるいは、まなざしに射すくめられて、

 動けないのだ。


 という有吉玉青さんというひとの文章を引用している。

 真実のように響く。

 だが、ぼくはあまりにもきれいなまなざしで直ぐに逃げ出した。

 あのまなざしに耐えられるほど、自分は、きれいでもない。

 汚れた人生。でも、愛着がある。ダメージのあるジーンズと同じ意味合いで。

 
 なので、こっちがぼくの真実。

 誰からも指図を受けなかった気持ちの変化。そして、ラン・アウェイ。


 チーム・ワークが大事だという。

 まあ、団体スポーツにとって当然の理屈。

 だが、ブラジル・チームのののしり合いを通した仲間割れ。

 サッカーの決勝の後半。

 ぼくにとっては、あれが真実のように思えた。

 誰も望んでいるわけではないが、真剣さゆえの結果として、しないわけにもいかない。

 4-2-3-1

 とかいうサッカーのフォーメーションがあるが、

 やけっぱちの最後には、5-5

 という信じられない戦略をした。

 自由という真実。


 いいともを見る。ただの娯楽番組。

 若く見られることが自慢の医者がでて、「一日一食」で、ようござんす。

 と、持論を展開。若くなって万歳。医者の自慢って、もっと違うところにもあるけど、意見としては賛成。

 一食で食える限界(リミット)というものが確かにある。


 別の日。


 貝がらを水着に代えた元アイドル。エポック・メーキング。

 「鉄板」という言葉の意味合いを、井森美幸さんのダンスという例でまかなえる。

 で、貝がらさんは、ちょこちょこと4食から、5食を食べなさいと提案。

 そういうことを言われるたびに、(自分のボディーの維持・メンテナンス等)異性としての魅力が軽減するぼくの思考。


 それとは別に、数週間でここまでの違いを網羅してしまうテレビという形態。

 真実って、どこにあるんでしょうか?
 

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