ある日曜の昼下がり、からの夜

 「休日になにした?」

 と、職場のひとに聴かれ、「音楽を聴いてました」と答えると、「そういうのんびりと出来るタイプっていいね」と返事をもらいました。

 そのひとは、娘の地方研修のために荷物を運び、それから、家に戻り草むしりをしたとか。

 それが、悲しいことに、「生きる!」という実感みたいです。

 普段は、こつこつ試験のために勉強し、それが終わると、なにもしないことの焦燥感が生まれるみたいです。

 なるべくなら、映画を見たり、美術館に行ったりするのを好む自分。

 どちらが、生きているんでしょう?

 ま、どちらもですけど。

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 江戸っ子が、薩摩のひとに、「昼寝の楽しみもしらないような」という形容をしたとか。

 趣味的怠惰。

 で、昼の2時過ぎ、定食屋でビールを飲み、赤穂鯛を食べている。

 酒に変わり、テレビから流れるNHKのマイルズ・デイヴィスを聴いている。

 老けるのが恐い病と称されている。

 なんとなく、気持ちは分かります。

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 で、10数分船橋から千葉の奥よりに歩く。

 途中でツレは、荷物を公衆便所のなかに落としそうになっていた。

 おいしいな。

 将来的話題として、おいしいのに、そうならなかった世界。

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 ある場所で、音楽を聴く。

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 鬼武みゆきというピアニスト。

 ずっと、好き。

 誰もしらないような独特のリズム感を持っている。

 なぜでしょう?

 あとは、フルートとヴァイオリンの愉快な仲間たち。

 アルゼンチンの音楽を最後に2曲だけ演奏し、それはもうとろけるようでした。

 アル中全治。

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 外に出ると、宵と酔いの入り口。

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 酒に、旬の魚ということで、一平(東の横綱)のある通りのおすし屋さん。

 最後に、ツレは巻物を食べたが、他はつまみのみ。

 貝を食べるのが、たまらなく好き。

 あわびと赤貝。

 &きも。

 店主はよくしゃべり、ぼくは、過去の友人を思い出す。

 自分の道を切り開くことを誇りにしていた。

 なるべくなら、運命の重みに甘んじ、流されてしまえ、あさって死ぬんだから、というラテン体質が消えない自分。

 我が運命は、ドイツ的精密さから、イタリア人になる努力の日々だったのだ。

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 最後に〆ラーメンを食し(完食不可)京成線に乗ります。

 積極的な受動者。

 音楽から受ける感動。

 それをもらえた一日だった。

 ぼくは、あるヨーロッパの都市を新たな女性と歩いている幻影を見る。それは、昨日。

 たまに、自分の将来のある瞬間が脳裏にうつる。実現はされるのか?

 あさってまでしか計画を立てられない欠陥品の自分。

 音楽を聴く能力はあるんだけどね。みなはないの?

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