沼津

 翌日の朝。

 台風一過の沼津駅。

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 いつも、両極端な天気。

 大雨か快晴。

 子供のころもそうだったような。

 大雨で運動会は順延し、その後快晴みたいな。

 でも、伊豆は台風一過に限ると。

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 前日の夜。

 ホテルでシャワーを浴び、(それぞれの湯温の調節の仕方。それが旅です。だが、どこでも寝れることにいつも感謝している)夜の街へ繰り出す。

 しかし、めぼしいところが分からない。

 自分には珍しい。

 まったく勘が冴えない。

 仕方なく、立ち話をしていたタクシーの運転手に訊くも「・・・」とのこと。

 そうだよね、彼らは普段飲まない生活を送っているんだよな、と納得。

 で、結局当てずっぽうに1軒に入ると、見事にはずれ。

 カンパチはラードの固まりのようだし、マグロは目の前でレンジで解凍された。

 それを、我が耳は聞かないフリをした。

 ここは、港町じゃないのか?

 酒を頼むと、「お酒って、日本中同じ味ですよね。わたし、飲めないけど・・・」と店主は宣言。

 その味覚がオレを不幸のどん底に落とし入れたのだ。

 ささっと出て、2軒目へ。

 なんか、味覚が駄目になって(本来は飯のうまいまずいを言う人が嫌い。黙って食べなさい・・・)大好きなアンキモもなんかしょっぱく感じた。

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 やけになって、〆ラーメン。

 やっぱり、居酒屋の妖精を一時的にせよ、失ったことは痛手だったのだ。

 大事なものは、失ってから分かるという真理を、またもや再確認した次第です。

 だが、彼女は(多分、女性)いつの間にやら、ぼくの背中に戻り、その後の人生のお供をしてくれることでしょう。

 多分ですが。

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 寝しなに飲もうとビールや翌日のための缶コーヒーを買い込み、ホテルに戻ります。

 数口、飲んだら寝ていました。

 しかし、ひんやりとした帰宅途中だった。

 金曜の夜の沼津も、友人を誘い合わせて飲み、みな楽しそうでした。

 なぜ、こうまでして、自分はどっかに行くのだろう? と根源的なことを考え、夜中に目を覚まします。

 で、いらぬ反省やら心配をして、また寝ます。

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 翌日、9時ごろにチェックアウトをして、漁港まで歩きます。

 15分から20分ぐらいは、かかったでしょうか。

 このくらいなら適度な散歩ぐらいにこころえている。

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 印象派のひとびとが描く雲のよう。

 東京ではあまり見られない。

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 昨日の魚運の悪さを取り戻せるのか。

 まあ、ヤクルトの青木さんやマートンもたまには凡打するように、有名選手もPKをはずしたりもするんだから、自分がたまにはまずいつまみを食うのも仕方がありません。

 で、この曲でこころを慰める。

 「良い音楽と、悪い音楽しかない」とエリントンさんは言った。その通り。

 ぼくもジャンルなんてものにしばられていることを極力捨てるように致します。

 E・ドルフィーさんは「ガゼロニ」という曲を残している。

 いまごろになって気付いたが、サッカーの監督の名前がそうであるならば(ザッケローニ)イタリア人なら、ガッツェローニ。

 動画時代は素晴らしく、いとも簡単に名演が。





 フルートって、こんなふくよかな音色が出るんですね。

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