ラ・マンチャの風車

 なぜ、こんなにも風車とか水車に人間は惹かれるのだろう。そして、画になるのだろう。

 荒漠とした景色。

 ライ・クーダーの「パリス・テキサス」のギターが似合うような風景。

 観光二日目の午前中です。

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 セルバンテスの「ドン・キホーテ」という物語がある。

 たしか読んだような、いや読んでいないような、あれっ、要約本を読んだのか?

 自分を騎士と勘違いした人物が、サンチョ・パンサという従者を連れ、そこらの女性を王女と勘違いし、彼女のことを慕い、旅したり、トラブルを起こしたり・・・そんな話。

 笑い転げて、読めばよいのだろうが、理想主義者の悲哀のようなものを感じてしまいます。

 理想があれば、挫折もあります。

 世の中を、もう少しましな方に導きたいとか・・・

 「もっと夢を見るように!」と、立派な成功好きな人たち(例えば、オリンピックの監督とか)が声高に言うけど、小さな声で不賛成を唱えたい。

 大きな夢は、大きな挫折のきっかけです。

 それより、もっと足元を見るように、自分の手に負えるだけの幸福を求めるようにという方が妥当だし、もっともだと思うけど、まあ、少数派でしょうかね。

 そんなセルバンテスの作りだした主人公目当てで観光客が呼べるのか分からないが、大小さまざまな銅像がたくさんあります。

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 なにもない、というのが何と幸福なのだろう、と思います。

 乾いた空。観光客に興味ありげな視線を送る暇そうなおばさんたち。手料理とか食べさせてもらうゆとりと話術がほしいもんだ。

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 多分、二度と来ない街。目に焼きつけたいな、でも、メモリーカードがあるしね。

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