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<<   作成日時 : 2012/07/12 00:46   >>

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 良いこともあれば、悪いこともあり。

 そもそものスタートは短期の仕事。

 ほんとに、世の中に生存し、そこで何かを、土台みたいなものを拵え、必死に生きるのが大嫌い。

 嫌いというかできないだけ。

 逆上がりができない子どもと同じ。

 先生が必死になればなるほどできない。

 だって、興味がないんだもん。

 向いていない。

 テレビで、自分の成功体験(隠し味としてのちょっとしたつまず)を恥も知らず話しているひとの厚顔無恥さに冷や汗をかく。

 なるべく、本気になって生きるとか、自分の確たる立場を安定させ、誰かを追い抜いてでも成功するのだ、という気持ちが皆無。

 そんな気分でもなかったのに、世の中に産み落とされ、なんとなく生きている。

 堅いたまごの殻はどこなのだ?

 そこに、ただ、戻りたいのか?

 で、仕事の忙しさも峠を越え、だらだらと延び続けた契約も終わり。

 今月いっぱいで、また、リ・スタートです。

 で、そういうことが何となくもったいないな、とか思うのは、女性のこと。

 女性の造形としての顔が好き。

 これも、若いときはそんなこともなく、また、それに拘ることもなかった。

 ただ、絵画の見過ぎ。

 その後遺症として、女性の顔を見る。

 デザインとしての顔。

 声も気になる。

 前と同じで、これも音楽の聴きすぎ。

 少しハスキーで、しっかりとした声が好き。

 理想はバングルスというグループのボーカルの人。

 プリンス作のマニック・マンディ。

 ベタッ、とか、ネチャ、とか、舌足らずな話し方をするひとは、もうなんだろう、気持ち悪い。

 で、そういうひとがいた。

 顔がフレームの中で映えそう。声もぞくっとする。

 だが、名前も知らない。

 だだっ広い部屋の向こうに座っている。そばを通り過ぎるときに声が聞こえた。

 こっちが、その顔をじっと見ているので、当然、気付く。

 気付けば、目が合う。

 彼女も当然、ぼくのことを知らない。多分、名前も。

 これでも、たまには仕事に集中するときもあるので、ふと、彼女の視線がぼくに向けられているのに驚くことになる。

 ああいう風にわたしを見ている奴がいるんだ! というきっかけを作ったのは確かに自分。

 うざいです。

 で、視線が気になった。

 ぼくは振り向く。パソコンのディスプレイの向こうにも発見。

 「きれいだな!」とかその造形の見事さとしての顔を眺めて思う。

 でも、ぼくは、ここまででいいのだ。はっきりと宣言。

 会話も成り立たない。そもそも、呼びかける名前さえ情報としてもっていない。

 (じゃあ、なぜ酔った酒場でとなりのおばさんを必死に口説こうとしているのか? 美しい矛盾のある人間)

 ゴール前のゴール。

 長い400メートルの1個目のハードルぐらいしか届いていない。

 それ以降に、ほぼ興味がない。

 これも一種の病気。

 関わりあうことによって生まれる弊害も多々ある。

 人間というものは待ち合わせに遅れ、なんだかイライラしているときもあり、ご機嫌を伺い、怒ってる観点が分からないときもある。

 オレは、43才のチェリー・ボーイなのか。

 さようなら、わたしの過去。

 「あのひとのこと、あんなに好きだったのか!」

 という時間の観念もまた自分はものにすることもまだできていない。

 あとで思う。

 あと10数回、その顔を見て、これで終わり。

 誰が作ったんだろう?

 もう会わないんだから、ふられたとしても恥でもない。

 しかし、ふられるというのも関わること。そんな男にいつからなってしまったのか。

 これって、寅さんの映画の題材。偉大すぎるマンネリ。で、これまた、次のマドンナを探す旅。

 トランクがある限り。妹が優しく地元で待っていてくれる限り。

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