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<<   作成日時 : 2012/04/02 00:02   >>

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 1)エネルギーを獲得すること。

 むかし、炭鉱という闇に人間が入り込み、誰かのエネルギーのために採取し、肺を真っ黒にして駄目にした。

 いまは、不特定多数のひとびとがエネルギーを獲得しようとした建築物や周辺が放つ目に見えないものに怯えている。

 不特定と特定。

 自分は、特定の誰かの肺が黒くなっていることに不快と嫌悪感をよりいっそう感じる。
 
 不特定という正体不明の恐れがつかめないということとも関連している。

 力以上のものを獲得しようというつまらない妄想。

 現代が抱える病ではなく、ずっと遠くの過去から、もう失敗は、はじまっているのだ。


 2)スピードを重視する社会。

 情報というものが貴重なもので価値があるのだ。

 どこにいても、電車に乗っても、誰かと会話をしていても。

 右手や、また片方の手には端末が。

 それは、満員電車を待っているときでも。

 先頭の彼の後ろには長蛇の列が・・・

 スマート・フォンで必死に情報のスピードを考えている彼は、ゆっくりと扉に向かう。その彼の行動によって、後ろのひとはもたもたさせられる。

 彼は、スピードが好きなのか?

 ぼくは軽くチップする。

 驚いて振り向く彼。

 答えや反論は、その端末のなかにでも見出してくれよ。アミーゴ。

 世界に目を向けること。


 3)カルビーノというイタリアの作家がいる。

 昼に立ち読みをしている。

 「軽さ」というものを重要視する彼。

 「重厚」なベートーベンの音楽。

 文章でも軽みや笑いが作成できるのか?

 彼の下半身は、15歳の犬のように寝そべっていた。

 「それが、飼い主にとって不服だった」と、ある文章好きは考える。

 旨そうな肉を目の前にぶら提げられても。

 朝露に濡れるさくらんぼのような唇を見ても。

 レバ刺しや生肉が消滅する社会。


 4)「愛してる人を守るべきよ」と、彼女が声を震わせて言った。

 それは、正論。

 「愛していないものは、守るべきじゃないのよ!」と、彼女は決して言わなかった。

 だが、言葉の裏側には、それがあるらしかった。

 例えば、トルコで地震があり、生き埋めになった少年は、ぼくにとって愛すべき対象であるのか?

 それとも、まったくの赤の他人なのだろうか?

 愛するべきものを守るべきなのよ、と彼女が言った。

 命がけで。

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