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zoom RSS 丁々発止

<<   作成日時 : 2012/03/17 10:53   >>

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 「ひと」と「ひと」との間には見えない垣根があり、それを打破するのは言葉(会話ね)だけなのだろうか?

 最初に知りえる女性のサンプルである我が母は、見事にそういうもの(垣根)がないらしく、電車に乗れば赤ちゃんを抱くお母さんから情報を収集し(もちろん、何事にも結実しない)、もっと年を取り、冠婚葬祭関連の場所で働いているときも、そこに訪れるぼくの同級生である友人たちの近況も仕入れてくる。

 で、息子は観察者になる。

 宿命的な観察者。

 息子は大きくなってラテン圏に旅して、衣替えの季節のように、性格の総入替を自分に強いる。

 そして、可愛い子がいれば、話して、笑わして、多少の好意をもたれたく望むも、やはり、何事も結実しない。

 ただ、その場が居心地よくなればいいのだ。

 ミレーの種まく人のラテン版。

 職場にて。

 となりに、親の固い遺言なのか、無口な女の子がいる。

 「これ、続けてるね!」と業務のことをいっても(その後、君がやるんだぜ)、首を上下するだけ。

 えっ、言葉を出さないの?

 丁々発止をわたしは望んでいたのか。

 何かにはまったのか、ディスプレイを見てひとりで笑っている。それも隠れて笑っている。

 「何か、あった?」

 前の職場で、敬語を失ってしまった。

 年上のひとにも、「あれは?」と普通にぞんざいに言って、自分でびっくりした。

 そのはまった笑いの原因を追究したく、質問するも、小さな声で、「すみません・・・」と、言うのみ。

 君とは、やってられんわ!

 と、資産が目減りするように、こちらの口数も減っていくのであった。

 まるで、アリが角砂糖を見えないぐらいの微小のそれを運んでいくように。

 まったくね。

 で、山手線への旅。

 「目白駅」

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 しゃべりたいよう。

 おしゃべりな賢い女の子としゃべりたいよう。

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 どこに行っても、ブック・オフがある。

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 ある文庫の下巻だけを持っていて、レアなものだが、たくさんの場所で、母をたずねて3千里の少年のように本の棚を見る。

 だが、上巻はどこにもいない。

 もう、執念のようなものはまったくなく、ただ、一連の行為。

 しかし、池袋でやっと見つけた。

 数年の作業の勝利。

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 「根津権現裏」という小説を読んだ。

 芥川賞を取った作家の執念で、埋もれていたものが復刊されたもの。

 短編集も出るのだとか。

 買わねば。

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 楽天のポイントというのは損をしていないのだろうか?

 最近は、タダで本を仕入れている。

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 ここは、「鬼子母神」

 鬼の上の,というものを頑なに消しているけど、なにか意味があるのだろうか。

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 明治通りを越え、裏側から東池袋へ。

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 チェーン店の立ち飲み屋がある。

 やはり、ぼくは会話とその成立を覚えている。

 幼稚園の先生になるという子は、その後、どうなったのだろう?

 木曜日のドラマの内田有紀みたいな服装をしていた。

 ああいう格好に弱い。

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 ひとに見つけられないこと。

 世間に埋没していること。

 レジの横で、ひとりカウンターに座り、酒を飲んでいたある日。

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 「見つけましたよ!」

 元気な店員さん。

 その言葉を、ぼくは42年間、待っていたのか。

 ひととしゃべりたい。

 おしゃべりな、可愛い子としゃべりたい。

 ずさんな、大雑把な子は、困るけど。

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 嫌いなもののいくつか。

 よじれた電話のコード。

 これも親の遺言なのか、トイレットペーパーを2センチぐらい残して立ち去るひと。(20秒で、そんなもん出来るじゃん)

 カフェ・ばか。

 スマート・ホン・ばか。

 やはり、口が悪い。

 ぼくは電話に言いつける。

 私が主人で、君は呼ばれるまで、バックでじっとしていなさい。

 「はは。かしこまりました、閣下」

 どうでもいいことを、可愛い子の笑顔を見ながら、話したい。

 洗濯物、干さなきゃ。

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